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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「私、普通の人より傷つきやすいので」自称HSPの部下に、先輩パートの堪忍袋の緒が切れた瞬間。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

二条麻里子さん(仮名)は総合スーパーマーケットでパートリーダーを務めるベテラン。彼女の悩みの種は、新人パート・Kさんだ。

HSP(非常に感受性が強く敏感な気質をもった人)だというKさんは、たびたび「HSPなので」「傷つきやすい」「普通の人とは違う」と口にする。麻里子さんはKさんへの接し方がつかめずにいた。

ⒸGetty Images

面倒臭い。正直なところ、麻里子さんはそれ以外の感想を持つことができなかった。しかし、放り出すわけにも行かず、なだめすかしながらKさんの教育係を続けたという。

「ほかのパートさんたちも、『あの人とどう話せばいいかわからない』と言い出すようになりました。Kさん、棚卸の日には、ずっと同じ作業を続けているのがキツいと言って早退してしまったんですよね。

HSPであることを承知の上で採用されたらしく、何かあるたびに水戸黄門の印籠のようにHSPと言うので疲れます。うちの職場は慢性的な人手不足に陥っていて、よほどのことがない限り採用せざるを得ないらしいんですが、そんな事情をKさんは知りませんから」



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