「なんだか、白い目でみられているような気がしました。社長が出社してきて開口一番、Aに彼氏ができてよかったなと言いました。なんと僕とAが付き合っているということになっていたんです。2人で出かけているのを誰かに見られていたのでしょう。どっちがどっち?と茶化されるように言われて、僕は頭に血が上って、思わずやめてくださいと声を荒げました」。
沈黙が流れたのも一瞬。次の瞬間には別の社員が茶化すように「マジになるってことは、マンザラでもないんじゃない?」と言い出し、その場はすっかりそういう雰囲気になってしまったという。
「Aはほれ見たことかという顔をしていました。愕然としました。ここには誰も味方はいないことを悟った瞬間でしたね」。
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