皆さん はじめまして。PEPEと申します。会社員、ジャズ歌手を経て、現在は男だらけの柔術道場の女将として、人生賭けているオンナです。
さて、柔術道場というと、皆さんはどんなイメージでしょうか?
寝技主体の格闘技と聞いて思い浮かぶような、荒っぽさや汗臭さをイメージされる方も多いのではないでしょうか。私自身も格闘技とはまったく無縁の人生を歩んできた訳ですが、紆余曲折。
当時、柔術界で神の階級ともいわれる最激戦区ライト級のヨーロピアン大会で準優勝し、日本人最高位を取得した柔術家の岩崎正寛氏と結婚し、コロナ禍もあいまって生活は一変。
今では数名のお弟子さんを抱える柔術道場の裏方として日々走り回り、道場経営のサポートから経理に広報、撮影やHP制作まで携わっています。時には、若いお弟子さんのお世話や人生相談まで。
人間万事塞翁が馬とはいいますが、そんな波乱万丈でユニークな私の人生相談。
まだまだ未熟者ではありますが、チラリとお付き合いいただけたら幸いです。
★★★
さて、本日のお客様は、
私はボディラインが強調できる服装が好きで着てますが、満員電車でジロジロ見られたり、痴漢にあったり、正直、意味がわかりません。
好きな格好をしたいだけなのに、「露出している方が悪い」みたいな目で見られることが多いです。
日本という国は、どうして痴漢や変態が多いのでしょうか?
——みたらし談合(24)
みたらし談合さん、ご相談ありがとうございます。
先日も、韓国の女性人気DJ「DJ SODA(ソダ)」さんが、日本のイベントで観客からセクハラを受けたと訴えたという騒動が、大きな波紋を呼んでおりましたね。
「日本は痴漢大国だ」なんてSNS上では騒がれておりましたが、確かに性犯罪という大きな括りではなく「痴漢」だけでいうと、日本においては日常的に発生件数が多いと思います。
それもこれも、日本では満員電車に乗る頻度が群を抜いて高く、車内が圧倒的に痴漢の温床になっているのも一つの原因かもしれませんね。
また、他国が性犯罪の中で強姦殺人などを含む「殺傷系性犯罪」の比率が高い中で、日本は痴漢や盗撮など「非殺傷系性犯罪」の比率が多いことも原因かもしれません。
我々にとって身近な痴漢ですが、女将の幼少期を振り返ると、はじめて痴漢にあったのは小学校の低学年の頃です。
一人でランドセルを背負って登校をしていると、知らない男性(お兄さん)が、いきなり後ろから抱きついて来たのです。
それを見ていた大人が気づいてくれたので助かりましたが、とても怖かった記憶があります。
また、「ロングコートに中は全裸」という絵に描いたような「露出狂おじさん」も、昭和の時代には割と多く生息していましたし、実際に遭遇したこともありました(涙)。
一昔前の痴漢は、いわゆる自分のモノを見せて驚かせたい「露出狂」や、身体に触れる・下半身を押し付けるなどといった実際に行動をおこす人が多かった印象です。
しかし、平成〜令和になって、その悪戯な漢たちが、急に息を潜め出したな?という不思議な疑問も残りました。
個人的に色いろと気になりましたので、女将が勝手に調べ物をさせていただき、仮説を立ててみることにしました。