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【学童弁当問題】夫と実母の「それは甘え」に悔し泣き…!ワーママ悲憤「夏休みの学童弁当作りがキツすぎる…」は本当にただのグチなのか?

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こども家庭庁の調査によると、夏休みなどの長期休暇中に昼食を提供している放課後児童クラブ(学童)は、1万3097ヶ所のうち2990ヶ所、全体の23%程度だという。この調査結果は、昼食提供サービスの陰で、いかに多くの親が毎日の弁当準備に励んでいるかの裏付けとなっている。

 

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう語る。

「児童クラブで昼食を提供してもらえることが、どれほど世の親たちを救っているか知れません。一方で子どもの食事には食物アレルギーへの細心の注意が必要であると同時に、特に夏休みは食中毒のリスクもあり、提供する側にも大きな責任がのしかかります。

そもそも児童クラブへ預けたくても預けられない人もおり、共働き世帯やシングル親が多い現代においては、夏休み中の育児・昼食については一筋縄には行かない問題となっています」

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

「学童がなかったら私はこんなふうに好きな仕事ができていないので、本当に学童さまさま。でも、お弁当作りが未だに苦手な私にとっては、毎日のお弁当作りはまさに苦行。子どもが高校生になる頃には手際が良くなっているでしょうか? 夏休みは宿題の世話も焼かなくてはいけないし、とても大変です」

こう語るのは、夏休みの放課後児童クラブ(以下、学童)に小学校1年生と2年生の2人の娘を預けている根本みちるさん(仮名)。食事はもちろん、自分の監視下にない時の子どもたちの様子や宿題のことなど不安は尽きない。

「娘たちの学童はいま明らかに人数が多すぎて飽和状態。さほど広いとは言えない部屋に、夥しい数の子どもたちが押し込まれるような状態。1人あたりの面積基準があるらしいんですが、どうなっているのか……。外遊びなどがあるとはいえ、子どものストレスも心配です」

さまざまな心配事があるなかで、みちるさんの目下最大のストレスはお弁当作りだという。

「新卒入社した会社でこれまでずっと頑張ってきました。二度立て続けに育休をいただいて、ブランクもありつつ何とかやってこられたのは、女性向けサービスを提供している会社だからかも。育児中の社員に理解があるんです。今は責任ある仕事を任されていて凄くやり甲斐があるのですが……」

目指していた出世への道も夢ではなくなってきたみちるさんだが、同年齢の夫は別の会社で一足先を進んでいる。生き生きと輝いて見える夫に比べて、自分には迷いやストレスが多く、同じビジネスパーソンとは思えないと肩を落とす。

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©Getty Images

「夏休みに入ってからは、娘たちの学童弁当がプレッシャーとストレス。毎日心身ともにクタクタになっています。こんなバタバタした生活でいいのかなってやりきれなくなることも。救いはSNSでチェックする#学童弁当です。同じ状況で頑張っている全国のママの愚痴や悩みにうんうん頷きながら、お弁当の献立も参考にさせてもらっています」

 

しかも子どもたちは学童での遊びに夢中なようで、持たせた宿題をやらずに帰ってくることが多いという。

「一応『宿題やりましょうね』という時間は設けられてるんですが、強制じゃないからお絵描きとか本の誘惑に勝てないみたい。で、全然進んでいない宿題を見て『ひぇー』となるんです。まだ幼いしこっちもクタクタなので、夕食やお風呂が終わった夜8時から宿題を見てあげるとか正直ムリです」



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