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後編「元トップ風俗嬢」取材】業界に蔓延する梅毒と、恐ろしすぎる現場の実態に驚愕…!

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「多くの風俗店が利用しているのが、『グリンス』という殺菌消毒薬用せっけん液です。これは他のせっけん液に比べて抗菌作用が強く、きつい体臭も取り除くと評判で、店側が支給してくれます。

これでお客様の局部を洗ってあげて『しみる』『ちょっと痛い』という声が上がれば、性病の確率が上がると言われていました」

 

「せっけん液がしみる」と言うお客様に対し、マリさんはしっかりと現状を伝えたという。

「お客様には、正直に『このせっけんがしみる方は、病気の可能性もあるので』と伝えたうえで接客をしました。もちろん避妊具は必須で、手で触れた際にも丁寧に消毒をしました。

ただ、グリンスがしみたら性感染症の可能性があるというだけで、性病の発見は不可能とも言われています。風俗店を利用する方は男女問わず、『体に異変が起きたら、泌尿器科か婦人科を受診』と肝に銘じてほしいです」

 

マリさんのようにリスクに慎重な風俗嬢がいる一方で、目先の金と指名欲しさで、性感染症を軽視してしまう風俗嬢もいることを前述した。

「先ほども話しましたが、うちの店は社長の方針で『即ベッド』がお約束です。1回目の行為後にバスルームに行き、風呂場でお客様の体を洗いつつプレイもする。そしてお風呂から出たら2回戦に突入というわけです。70分の間にこれらをこなし、1日8人のお客様を取るとくたくたです。それでも風俗業を辞められなかったのは、短期間で大金を稼げるからですね。

仲間の中には『病気に感染しても、飲み薬や抗菌注射があるから平気』『稼ぐことが最優先』という子も増えてきて、早く辞めなくちゃ……と思いながらも、私もなかなか風俗から足を洗えませんでした」



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