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「相手の落ち度を、すべて互いにメモ…」上下分離型の二世帯住宅が「アタマおかしい状況に堕した理由」

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「姑の性格がおかしいと気づき始めたのは、同居して半年が過ぎた頃でした。

姑とはよく『言った言わなかった』という水掛け論でのすれ違いが多かったんです。約束してもないことを約束したと言い、忘れたのは久美さんでしょとこちらを攻め立てるんです。私が聞いたこともないことを伝えたはずだと言ったり、LINEの履歴にも残っていないことを送信したと言ったり、とにかくめちゃくちゃで……。」

姑の「言った言わなかった」の水掛け論は、小さなことから始まった。

久美さんが住んでいるのは上下分離型の二世帯住宅で一階部分は義両親、外階段上がった二階部分に久美さん家族が住んでいる。

一階の実家では、2週間に一度のペースで義姉家族も招き、3家族揃って夕飯を食べることがルーティンになっていた。

義姉の子どもは2人で、久美さんの子どもと近い年齢だったので、いとこ同士で仲良く遊んで週末を楽しんでいたようだ。

3家族で夕飯を食べる際、食事の準備等は義母と久美さんが中心でおこなっていた。

義母は車の免許を持っていないため買い出しは久美さんが担当し、そのあと2人で食事の支度をするという流れができていたが、食材の買い物に関して時折揉めることがあったようだ。

「私が主に買い物を担当していました。そのときの夕飯は刺身があったのですが『お醤油とワサビもお願いしたはずなのに、ないじゃない!』と言われ、慌ててコンビニへ買いに行ったことがきっかけです。最初の頃はそんな些細なことだったんです。だけど小さなことが徐々に積み重なり、姑に対して嫌気を感じるようになっていったんです」



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