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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】職場や自宅に押しかけて…女性用風俗に蔓延る「ストーカー問題」。現役セラピストが語る、恐怖の体験談。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

女性用風俗で働くカズマさん(仮名28歳・化粧品メーカー兼業)は、常連客のシオリさん(仮名34歳・独身)に、知らぬ間にスマホにGPSアプリをインストールされ監視されていた。住所や本名、勤務先を知られてしまったが、女性用風俗の仕事を公にしたくないため、警察に被害届を出すことに抵抗があるという。

カズマさんが穏健にストーカー客を遠ざけるすべはあるのだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「店側と話し合い、シオリさんにはこれまでと一切変わらない接客と施術をすることになりました。迷惑客を『出禁』にしたとたん、相手が逆上して刃傷沙汰になったニュースもありますからね。

僕も、逆ギレされて会社や知人に女風の仕事がバレてしまうことが一番怖かったので、これまでのように接客し、スマホのGPS機能もそのままにしました。

ただし、今まで以上にプライベートには注意しましたね。もっとも気をつけたのは女性関係です。現在、恋人と言える女性はいませんが、いつシオリさんに見られているか分からないので、仕事関係であっても女性と2人きりならないよう気をつけました。

あとは、職場の呑み会も短時間で切り上げるようにしました。とにかく職場の人間に女風のことを知られることだけは避けたかった」

結果、カズマさんは自然とセラピスト仲間との交流が増えていったという。

「セラピスト仲間とは、研修期間が終わってやや疎遠になっていましたが、今回の事件を機に連絡を取ってみたんです」

久しぶりに会う同期セラピストの中には「将来の起業のために女風の仕事をしている」「今の会社から独立したい」という野心を持った兼業セラピストも多く、カズマさんが悩みを打ち明けると、思わぬ解決策を提案されたそうだ。



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