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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】職場や自宅に押しかけて…女性用風俗に蔓延る「ストーカー問題」。現役セラピストが語る、恐怖の体験談。

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「シオリさんに対し、2人のセラピストで接客と施術をするのはどうか? と持ちかけられました。ストーカー客に2人も? と思われるでしょうが、仲間のひとりが『きっと、その女性は寂しいんだよ』とポツリと言って……。一同、うなずきましたね。

女風に来る方の多くが、『寂しい』『ひと肌恋しい』『夫が女と認めてくれず、虚しい』『満たされない日常を忘れたい』など、日常に不安や不満を抱えています。その寂しさが、疑似恋愛というサービスにのめりこませる。要は愛情がほしいんです。

ただ、今回のように僕ひとりに歪んだ好意が向けられてストーカーになるのは、最終的には皆が不幸になる」

©Getty Images

そこで、シオリさんの機嫌のいい時を見計らって、カズマさんはある問いかけをした。

「ベッドの中でシオリさんを抱きしめながら、

『シオリさん、僕の友人がセラピストになったんですが、今度モニターになってもらってもらえませんか?』とお願いしたんです。モニターとは、無料で新人セラピストの施術を受ける代わりに、そのセラピストのサービスや施術に対してダメ出しやフィードバックをくれるお客様のことです。

『えっ、モニター?』と驚かれましたが、『僕も一緒にいますし、友人へのダメ出しもしてあげてほしい』『いつもとは違う新鮮な形で、シオリさんに気持ちよくなって欲しいです』と説得しました」

シオリさんは承諾したのだろうか。



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