この時期、悲しい思いをしないためにも身だしなみ以上に気をつけたい体臭！
連日の猛暑で、通勤や仕事などで外出すれば汗をかくことは必至ですよね。通勤電車では周囲の女性の警戒の目がオジサンに向けられるこの時期、気にしたいのが汗と加齢臭による体臭。実は香りは見た目以上に印象に残るとも言われている大切なポイントです。体臭で周囲の人たちに悪印象を与えてしまうのは、いくら身なりを整えていてもとても残念なことなんです。
特に真夏の満員電車では、自分のニオイだけでなく、周囲のニオイも気になります。そこで今回は、基本の汗対策とついつい付けがちになる香水のポイントをご紹介します。これらを実践すれば、「スメハラ」と無縁な清々しい夏をあなたは過ごせるはずです。
まずは基本の汗対策から。汗はもともとほぼ無臭ですが、皮膚の表面で皮脂や垢と混ざり合い、それを細菌が分解することでニオイ物質が発生します。そして加齢臭の主な原因は、皮脂腺の中にある「ノネナール」という臭い物質です。そのため、身体を日常的に清潔にし、汗をかきやすい箇所はこまめに汗拭きシートなどで拭き取っておきましょう。
また汗腺を活性化させるために、日頃から運動等で適度に汗をかいておくのも対策のひとつです。ドラッグストアで売っているミョウバンを水に溶いた水溶液すると、殺菌作用が生まれて強力な消臭剤になります。スプレーボトルに入れておけば、外出の際に顔や脇の下、耳の後ろ、足や衣類にも使えて便利です。
次に香水のポイントですが、これは基本のケアを済ませてから挑戦しましょう。つけ過ぎたり体臭や加齢臭と混ざってしまうとかなりの「スメハラ」になってしまいますからね。ゼッタイヤメて！
香水を付ける場所は人によりそれぞれですが、夏場にオススメなのは足首です。香りは基本的に下から上に上がってくるため、特に夏場は足首から軽く香らせるのがオススメです。肘の内側や腋、首は汗が溜まりやすいため、香水の香りと体臭が混ざって不快なニオイを出してしまうことがありますから要注意です。
また付けすぎも禁物です。どんなに素敵な香りでもキツすぎたらそれは「スメハラ」です。周囲に不快感を与えないよう、付ける量には気をつけて使いましょう。特に夏場は体臭も出やすいため、香水の付けすぎは軽く異臭です。
最後に香水選びのコツですが、これは自分だけで選ばずに誰か自分以外の周囲の人と選ぶのもオススメです。女性目線の意見をもらいながら香水を選べると安心ですね。女性に不快感を与えず、なおかつ自分の体臭と相性の良い香水を選ぶためにも、女性の意見は参考になります。
以上、真夏の満員電車で「スメハラ」にならないための汗対策と香水のポイントでした。これらを実践すれば、夏の香りも楽しめるはずです。ぜひ試してみてくださいね。
PHOTO:Getty Images
TEXT：FORZA STYLE
