ポイントを押さえて履かないと、自分自身に大ダメージ!
ダメージデニム、つまり穴が開いていたり糸がほつれていたりするデニムは、若者の間ではストリートファッションとして大人気のアイテムです。
しかし、同じダメージデニムでも着る人の年齢や着こなし方によっては、若々しい印象どころか「残念なオジサン」に見られてしまう可能性が大。若作りしている感、年齢不詳感は、周囲から見ると、とても痛いものです…。
では、どのようなポイントが問題になりがちなのでしょうか?
一つ目は、ダメージ具合と年齢のバランスです。
ダメージデニムは、あくまで若者のカジュアルなファッションの一部で、オーバーダメージなものを40代以上が履くと、ギャップが大きすぎて逆に年齢を際立たせてしまいます。
二つ目は、全体のコーディネートです。
若者であればダメージデニムにスニーカーやTシャツといったカジュアルなアイテムを合わせても違和感がないですが、年齢が上がるとそうはいきません。ダメージデニムをオジサンが着こなすには、シンプルで落ち着いたトップスや、キレイめなシューズを合わせるなど、全体のバランスを取ることが重要です。
三つ目は、ダメージデニム自体の品質です。
安価なダメージデニムは、デザインや質感が安っぽく見えるため、年齢を重ねた大人が履くには不適切です。高品質な素材で、自然なダメージ感のあるデニムを選ぶことで、大人のカジュアルスタイルに適した雰囲気を醸し出せます。
最後に、自分自身の体型を理解することも大切です。適切なサイズやカットのデニムを選ぶことで、体型をより良く見せることが可能です。ダメージデニムでもスキニーやストレートなど、自分の体型にフィットするものを選びましょう。もしチョイスに迷うようなら、シンプルなデニムを穿くのが無難といえます。
以上のような視点から見てみると、ダメージデニムを履くオジサンが「笑われている」のは、あくまでファッションの誤解や失敗が原因です。
適切なバランス、コーディネート、品質、そして自身の体型理解を持つことで、ダメージデニムも大人のカジュアルスタイルに上手く取り入れることが可能になります。
時には、自分自身を第三者の視点で見つめ直すことも大切。
とはいえファッションは自分が楽しむことが一番(元も子もないようですが)。正しい知識を身につけた上で、大いに自分のスタイルを追求してみてくださいね。
TEXT:FORZA STYLE