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【後編】不倫の定義とは?ついに不倫推奨時代は来るのか?「既婚者専用出会い系サイト」の闇

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前編あらすじ】
世間での「不倫」への関心度の高さは止まる所を知らない。そればかりか、ネット上には「既婚者専用出会い系サイト」なるものすら存在しているという。そもそもどこからが「不倫」になるのか、境界線は揺らぐばかりである。「私は、旦那に浮気されても全然構わない」と語る筆者の女友達にその理由を尋ねると、思いがけない答えが返ってきた——。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「浮気するってことは、それだけ自分の旦那が女にモテてるってことでしょう? それって、自分の旦那が魅力あるっていう証拠じゃない! そんな魅力のある旦那の妻だって、誇らしくない?」

驚いた他の友人が、彼女に「旦那が他の女に盗られて悔しくないの?」と尋ねると

「え? 盗られる前提なの? 浮気って、自分のところに戻ってくるから『浮気』でしょう?

戻って来たら、それはその女に勝ったってことじゃない? 戻ってこないなら、それはもはや『浮気』じゃないよね」

そう、平然と言った。更に彼女は、こう付け加えた。

「そんなに旦那に浮気されて悔しいなら、自分もバンバンすればいいじゃない。それでも、旦那が一番だと思えば、旦那への愛が再認識できるよね?」

天晴とも言える彼女の持論に対して、我々の中にもはや反論する者は出なかった。



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