ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
女たちの事件簿

【後編】「先生、卒業したら彼女になって」教え子の男子高生に好意を寄せられて苦悩。漫画とは違いすぎる「教師×生徒」の現実とは。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

「私の周りの人は、きっとすぐそういうのは終わるからって言いました。だから私はそれを信じていたのに、『ふざけないで!』と怒鳴ったあとも例の男子生徒はずっと私のプライバシーを詮索してきたり、頻繁に英語の質問に来たりはしていました。彼のそんな態度が長く続いたので、周りの反応が微妙に変わってきて……。それがまた、私を苦しめました」

陽菜さんの話によると、執拗に連絡先を尋ねてくるその生徒は、教員の間でも「いい子」だとか「イケメン」だと言われるような生徒だったらしい。

そんな子が陽菜さんの後ばかり追いまわすのだから、女子生徒は黙っていない。教員たちも、陽菜さんが男子高校生を惑わせている、というような冗談を口にするようになった。

「耐えがたかったです。そんな状況は。冗談でもそんなことは言われたくなかったし、女子生徒にも反感を抱かれたくなかった。でも、気が付いたら、教員二年目にはそんな状況でした。

男子生徒の方は、みんなの前で連絡先を聞いたり、私を褒めたりするようなことはやめて、英語の質問に毎日のように来るようになったんです。







COMMENT

ログインするとコメントを投稿できます。
  • 素浪人 2023.08.26

    異性の生徒への対応は一歩誤ると命取りになる。異性の生徒から憧れられるのも仕事のうちだが、異性の生徒を遠ざける工夫は必要だ。いつも自分の周りに同性の生徒がいるようにすると、異性の生徒は近づきにくい。「憧れの人に近づけなかった」という経験も意味のある経験だ。「男女関係」については「生徒と同性の先生にまかせる」くらいの割り切りが必要だ。ただ、こちらのバリアーを突き破ってくるような人間が、まれにはいるものだ。特に人生経験が少ない世代は、ありがちではある。不運にもそういう者と遭遇したら、「逃げるが勝ち」と、あっさり去ることも必要な選択肢だ(転勤や他校への再就職)。お互いの人生を狂わせないためにも。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5