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女たちの事件簿

【後編】「先生、卒業したら彼女になって」教え子の男子高生に好意を寄せられて苦悩。漫画とは違いすぎる「教師×生徒」の現実とは。

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陽菜さんは、高校生から好意を寄せられるという状況を「モテた」とは思っていない。

「当然ですよね。お互いそういう対象としてみるべきではない者同士なんです。

普通に考えて、私が一人の高校生に好意を抱かれて、それを嬉しいと思ったりしたら、確実に他の生徒と接し方は変わるでしょ? それってひいきだし、教員っていうのは、全ての生徒に対して公平でないといけないんです。

元生徒と結婚される男性の先生を不潔だとまでは思いませんけど、考えていることが理解できないなぁとは思っています」

女子生徒たちからの風当たりも強くなった。受験を間近に控えた彼女たちは、受験のストレストと、卒業したら同級生と離れ離れになるという状況で、陽菜さんに思いを寄せる男子生徒が自分に振り向かないことへの怒りを、一気に陽菜さんに向けたのだ。







COMMENT

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  • 素浪人 2023.08.26

    異性の生徒への対応は一歩誤ると命取りになる。異性の生徒から憧れられるのも仕事のうちだが、異性の生徒を遠ざける工夫は必要だ。いつも自分の周りに同性の生徒がいるようにすると、異性の生徒は近づきにくい。「憧れの人に近づけなかった」という経験も意味のある経験だ。「男女関係」については「生徒と同性の先生にまかせる」くらいの割り切りが必要だ。ただ、こちらのバリアーを突き破ってくるような人間が、まれにはいるものだ。特に人生経験が少ない世代は、ありがちではある。不運にもそういう者と遭遇したら、「逃げるが勝ち」と、あっさり去ることも必要な選択肢だ(転勤や他校への再就職)。お互いの人生を狂わせないためにも。



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