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女たちの事件簿

【後編】「先生、卒業したら彼女になって」教え子の男子高生に好意を寄せられて苦悩。漫画とは違いすぎる「教師×生徒」の現実とは。

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「先生がはっきりしない態度をとっているのが悪いと思う」

そう言う女子生徒たちに囲まれた陽菜さんは、言葉を失ったそうだ。

「だって、私ははっきりしない態度なんて撮っていません。たしかに教員になりたての頃は何といえばよいのかわからないという時期もありました。でも、半年を過ぎた頃からははっきりとNOをつきつけてきていたはず。

この子たちは何を言っているのかわからない……。そんな顔をしてしまったのでしょうね。『あんたなんか、なんで学校の先生になったのよ! 私たちの気持ちがわからないような先生なんて、先生に向いてないと思う』そんな言葉は、私の心に突き刺さりました。

『あんたがこの学校に来なければ、私たちはこんなに嫌な思いをしなくて済んだのに!』吐き捨てるように言って私の前から立ち去っていく彼女たちのスカートのすそを見ながら、私は学校の先生を辞めよう…そう思っていました」







COMMENT

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  • 素浪人 2023.08.26

    異性の生徒への対応は一歩誤ると命取りになる。異性の生徒から憧れられるのも仕事のうちだが、異性の生徒を遠ざける工夫は必要だ。いつも自分の周りに同性の生徒がいるようにすると、異性の生徒は近づきにくい。「憧れの人に近づけなかった」という経験も意味のある経験だ。「男女関係」については「生徒と同性の先生にまかせる」くらいの割り切りが必要だ。ただ、こちらのバリアーを突き破ってくるような人間が、まれにはいるものだ。特に人生経験が少ない世代は、ありがちではある。不運にもそういう者と遭遇したら、「逃げるが勝ち」と、あっさり去ることも必要な選択肢だ(転勤や他校への再就職)。お互いの人生を狂わせないためにも。



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