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【後編】「有給使ってイベント準備」本末転倒? 保育園の謎慣習【保護者の会】にママブチギレ。

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「前年度の役員決めの時には、どうしても役員をやりたくないという年長組の保護者さんがいらしたそうです。でも、子どもが在園中に一度は必ず役員をやるというルールがあるため、皆さんで説き伏せたらしいんですね」

みんなが平等に負担を分けるべきなので、「嫌だ」は通らないという理屈。役員を嫌がった保護者を、その場にいた多くの人が異口同音に責めたという。

「でも、正直いろんな理由でできないとかやりたくないという人はいるんですよね。半ば強制的に役をやらせるのっていかがなものでしょうか」

 

結局、「役員拒否」をした保護者は、会議の場で泣き出して「できないものはできません」と突っぱね、在園中に一度も役を引き受けないことに決まったそうだ。しかし……。

「卒アル委員だけはやってもらわなければ公平性を保てないと、役員長と呼ばれている会長がその人に向かって強く言ったんです。すると、その人は泣きながら『卒アル委員なんて凄く大変だと聞いてます。役員をできないと言っているのに、なぜ卒アル委員なんですか』と抗議し、保護者相手では話にならないと言って、園長先生に相談したという話です」

どうしても役員や卒アル委員を引き受けたくなかったその人は、結果的にはどの役も免除となった。園長は「当園の保護者の会は園が運営している団体ではないので、原則として私が口を出すことではありませんが、この方は母子家庭で昼夜仕事をされているので勘弁してあげてください」という話があったそうだ。



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