TVetで「シソンヌ長谷川」と検索すると、たくさんの番組がヒット
『内村と相棒』(フジテレビ)
特に深夜のお笑い系の番組にかんして言えば、もはや「いつも出てる」と錯覚するレベル。
試しに、4月9日からの1週間を見ただけも、10日深夜の『チョコプランナー』(テレビ朝日)で、エモい話=「エモトーク」を語り、11日深夜には『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日)で吉住が語る「妄想自叙伝」の聞き手となり、続く『ランジャタイのがんばれ地上波』(テレビ朝日)では やりたい放題のランジャタイともう中学生のツッコミ役として孤軍奮闘。12日深夜には詳細は後述するが『内村と相棒』(フジテレビ)で「内村芸能人ミュージアム」で“展示”対象となり、同日には冠レギュラー番組『シソンヌ長谷川×○○のキマリ』も放送中。さらに14日深夜には『有吉クイズ』(テレビ朝日)で坂上忍とTravis Japanの宮近海斗を相手に「2名様で予約しました」という心理ゲームに挑戦した。
深夜のお笑い系番組だけでもこの充実っぷり。深夜以外にもゴールデンの『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ)では「副担任」を務め、朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ)では月曜のレギュラーコメンテーターに起用されている。プレイヤー、聞き手、ツッコミ役と万能の活躍を見せている。いつでもTVetで「シソンヌ長谷川」や「長谷川忍」を検索すればたくさんの番組がヒットするはずだ。
そんな長谷川の実力に早くから注目していたのは、佐久間宣行だ。もちろんシソンヌとしてコントの実力は佐久間ならずとも誰もが高く評価していたが、バラエティの平場で彼らをどういかすことができるか、その答えを持っているテレビマンはほとんどいなかった。
しかし、佐久間は自身ラジオなどで事あるごとに長谷川の名前を挙げ、2022年1月から1クール限定のレギュラー番組『黄金の定食』(テレビ東京)では、なにわ男子・大橋和也とともにMCに抜擢した。このとき、佐久間は、過去、自身が手掛けた番組でジャニーズと組んだ博多大吉、川島明に続く「3本目の矢」だと位置づけていた。YouTubeチャンネルの「芸能界天下取り将棋 ノブコブ吉村キングダムの布陣は?」という企画では、大吉、川島に感じた「センサー」が発動したと語り、「乱暴もいけるし、上品もいける。しかもゲストも立てられる」と評価していた。
そんな長谷川のスゴさがよくわかる企画が先に触れた『内村と相棒』の「内村芸能人ミュージアム」だったのだ。
▼後編では、憧れの浜田雅功ではなく、梅沢富美男へ近づいたシソンヌ長谷川がスゴかったワケをつまびらかにします!