東野から「今日で引退するな?」と凄まれ…
『マルコポロリ』(関西テレビ)
「始まって5分くらいで我慢できなかった」
ほんこんが険しい顔で吐き捨てるように言い放った。
『マルコポロリ』(関西テレビ)での一場面だ。この日は「ランジャタイが許せない!!」と題して、彼らの“悪行”の“被害”にあっているウエストランド井口、きしたかの高野、にゃんこスター・スーパー3助が集結していた。
しかし、ほんこんを不機嫌にさせたのは“主役”のランジャタイではない。司会の東野幸治が「ウエストランドが許せないっていう3人ですけど……」と冒頭に間違って紹介したときにはもう“異変”の始まりだった。いや、実際、そのときには、既に東野は怪訝そうにしている ほんこんの表情を確認している。だから動揺がその間違いを誘発させたのかもしれない。
ほんこんが我慢できなかったのは、登場から空気を読まずハイテンションで前に出て空回りし続けるスーパー3助だった。
番組では、ランジャタイとはライバル的存在として切磋琢磨したウエストランドとの関係性を振り返りつつ、国崎が井口が『M-1』戴冠後「あんまりギャグをやらなくなった」と蒸し返す。
また、ライブでの共演もあまりなく、プライベートでも遊んでいないにもかかわらず、彼らの冠番組『ランジャタイのがんばれ地上波』(テレビ朝日)には なぜかたびたび呼んでくれる関係だという きしたかの高野が、出会った当初の思い出である喫茶店の話をひたすら繰り返しされるといったクレームがされていくのだが、その合間、合間に入ってくる3助がことごとく空気を壊していってしまう。
井口も冒頭から「なんかイヤな予感がする」と3助がいることに不安を漏らしていたが、東野が「手が合わない」と表現するように、“かかって”しまっている3助との絡みが誰もうまくいかない。
高野も「知り合いの中で一番面白くない」「ゴミ人間」「普通にイヤな人」「助けたくなるような人じゃない」と辛辣。井口は今回のキャスティングを見て高野に「どうする? 今日3助いるぞ」と相談したとも明かす。その際の結論は「うまくいくわけない」だった。
ついには東野から「今日で引退するな?」と凄まれ「今日で引退します」と宣言してしまうほど。
しかし、ここから番組は思わぬ展開へと進んでいくのだ。