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中東スペシャル!日産パトロールNISMO、どれほど凄いのか?

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■日産の最新デザインテイストが盛り込まれた、パトロールNISMO

「パトロール」は、かつて日本国内で「サファリ」として販売されていた、8人乗り5ドアの本格クロカンSUVだ。全長5メートルを越え、全幅も2メートル弱、エンジンも大排気量となる5.6リットルのV8 NAエンジン(最高出力428hp、最大トルク560Nm)を搭載している。オフロード性能や耐久性能が高く追求されたモデルであり、中東地域では、砂漠地帯を駆け巡るような使われ方も多いという。

今回のパトロールNISMOのベースとなっているパトロールは2010年に登場した、長寿モデルだ。幾度かのマイチェンを経て、2020年に行われたビッグマイナーチェンジで大変身し、ボクシーなボディシェイプはそのままに、ヘッドライトやグリルといったディテールを刷新し、新世代の日産デザインが取り入れられた。そのパトロールをベースとして、2021年3月にデジタルワールドプレミアしたのが「パトロールNISMO 2021年モデル」であった。それから2年が経ち、今回2023モデルが登場した、という経緯だ。

パトロールNISMO 2023年モデル。ボクシーなボディに、特徴的なコの字型のヘッドライト、NISMOカラーのレッドラインなど、大迫力のデザインだ

ちなみに、2019年には、SUPER GTシリーズのFRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)車両として、日産がマイチェン前仕様の「パトロールNISMO」を提供した。同年5月のSUPER GT第2戦(富士スピードウェイ)から導入され、日本未導入のモデルだっただけに話題となった。



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