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「元妻にサンドイッチを投げつけて破局」バツ2のイケメンエリートは欠陥人間? 自分のなかの「狂気」をカウンセリングしてみた結果。

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春哉:いや、全くしていません。結婚したまま彼女と交際するのは不誠実だと思ったので、離婚してから彼女に告白し、交際を始めました。

川崎:それが2番目の奧さん?

春哉:それが違うのです。この彼女はとても激しい性格の人で、交際1年で僕が耐えられず別れてしまった。

川崎:元妻と真逆のタイプ。

春哉:そのとき、元妻はどうしているんだろうと親に聞いたら、別の男性と交際していて、娘も懐いているとのことでした。

川崎:なかなかの展開ね。あと、男性は28歳くらいで大恋愛する人が多い気がする。ホルモンの影響もあるのかもね。ってことは、最初のお子さんは、もう中学生くらいか。

春哉:はい。中高一貫の女子校(名門)に通っています。新しい父親ともうまくいき、弟もいるようです。1人目の妻と離婚するときに都内のマンション一部屋と、相応の慰謝料を払い、今も毎月の養育費を払っています。娘からも時々連絡が来ますし、受験のときの塾の迎えなども時々やっていました。

川崎:養育費は親から子供への義務だし、「愛の証」だからね。「離れて暮らすパパは私のことを思ってくれている」と、子供の自己肯定感を上げる。それなのに日本の2割の人しか払っていない。これは本当に怒りを覚える事実だわ。だから、今はお嬢さん、感謝はあるんじゃないかしら?

春哉:当たり前のことをして、感謝されるのも変な……

川崎:(食い気味で)えらい!! 養育費の支払いが「当たり前」と言えるあなたが素晴らしい。2回目の結婚はどんな感じだったの?

春哉:28歳で離婚して、33歳くらいまで仕事に没入していたんです。2番目の妻との出会いは会社でした。当時、ウチの会社は外資系の金融関連会社と業務提携していて、彼女は出向してきていたんです。同じ年なのに海外経験も、社会人経験も豊富で、1を知って10どころか20くらい知ってしまう聡明さに惹かれたんです。

川崎:グローバルでビジネスをとらえる。仕事もできるんでしょうね。

春哉:はい。海外生活が長く、いろんなことを知っていた。彼女の親が商社マンで、幼い頃はドイツのデュッセルドルフに住んでいた。そして中高をニューヨークで過ごし、日本とカナダの大学を出ている。英語と仏語に堪能で、僕にはとてもまぶしかった。高嶺の花だと思っていたのですが、彼女が僕に告白してきて、そのまま交際したのです。

川崎:34歳同士か。それで結婚?

春哉:1年くらい交際しました。でも彼女の束縛気味なところとか、皮肉屋なところ、知識のマウンティングをするところにイラっとするようになって、別れようとしたんです。そんなときに、彼女の妊娠が発覚。

川崎:あなたは責任を取るように結婚した。

春哉:はい。しかも、子供は双子だったんです。妊娠中もトラブルだらけで、僕もできる限りのことをしたかった。妻の不安は取り除きたいし、話の聞き役に徹しました。妻が望むままに様々な物品を購入。しかし、妻は何をしても「足りない! 気が利かない!」と怒る。

川崎:妊娠中はホルモンバランスが乱れるからね。うつっぽくなったり、攻撃的になったり……。

春哉:それでも無事に子供が生まれてホッとしたのもつかぬ間、育児が始まりました。妻のイライラと不満を受け止めていたら、相当ひどい顔になっていたんでしょう。子供が生まれて8ヵ月目に、取引先の50代の男性から「春哉君、ひどい顔をしているよ。晩飯を食べようか」と半ば無理やり誘い出されたんです。



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