ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR 得するクルマ生活

大和トンネルの渋滞緩和へ?東名高速道路の付加車線はどう使えばよいのか

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

■どんどん活用すべき付加車線だが、大和トンネルの場合は利用がしづらい

NEXCO中日本によると、2021年に運用を開始した付加車線は、横浜町田IC〜海老名JCT間の渋滞対策として進めている付加車線設置事業(上り線約4km、下り線約5km)の一部で、大和トンネルを含む上り線約2.7km、下り線約1.8km。IC間が全線4車線になるのではなく、一部区間のみ車線が増えているので「付加車線」というそう。前述したように、交通の流れをよくする目的で設置されているので、渋滞の時以外に走行することももちろん可能。むしろ渋滞を未然に防ぐために、どんどん活用すべき車線といえます。

付加車線の上にトラックのマークが描かれた看板が設置されており、NEXCO中日本としては、重い荷物を積んだトラックなど、遅い車両を付加車線に流すことで渋滞緩和につなげようという意図のようだが

ただ、大和トンネルでは、本線の左側に付加車線があるため、(左側から追い越しをするのは違反となることから)心理的に利用がしづらく、また、上下線とも、トンネルを通過するとすぐに付加車線が終わって走行車線へ合流する必要があるため、物理的にも利用しづらいのが実情。大和トンネルでは、付加車線の上にトラックのマークが描かれた看板が設置されており、NEXCO中日本としては、重い荷物を積んだトラックなど、遅い車両を付加車線に流すことで渋滞緩和につなげようという意図なのでしょうが、現状は利用率が少なく、渋滞緩和の効果は限定的。

そればかりか、空いている付加車線を、速度超過の状態でかっ飛ばしていく危険なクルマもあるため、かえって危険があるようにも思えます。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5