■ランクル風の厳ついフェイスになるか?ヴェルファイアも継続すると予想
新型アルファードでもっとも気になるのは、やはりエクステリアデザイン、特にフロントフェイスだろう。アルファード/ヴェルファイアやノア/ヴォクシーの戦いをみても、やはりミニバンは「顔がすべて」だということは市場が証明している。筆者は次期型アルファードでは、ランクル300系風の厳つさと力強さをもつデザインになるとみている。
次期型アルファードのデザインは、現行モデルを踏襲するものとみられるが、ランドクルーザー300のような厳つさと力強さを持ったテイストを入れ込んでくると予想している
かつては、販売系列別につくりわける必要があったため、「ヴェルファイア」としてデザイン違いのモデルが用意されたが、2020年の販売店統合以降、同一店で扱うようになったため(その結果、販売台数は激減しアルファードの10分の1にまで縮小)、いまはその必要もない。そのため、次期型はアルファードに一本化という噂もあるが、筆者は新型でも、ヴェルファイアはアルファードのデザイン違いとして残されるとみている。なぜなら、このフルモデルチェンジで、フロントフェイスの出来が影響して、人気が逆転する可能性もあるからだ。
クルマのデザインの流行はコロコロと変わりやすい。「デザイン違いで選択肢を用意しておく」という戦略が取れるのはトヨタだけ。人気のポテンシャルのあるヴェルファイアを、わざわざ廃止になどしないだろう。
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