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LIFESTYLE このテレビ番組を見逃すな!

次世代のキレ芸人を発掘! ランジャタイの「年始ブチギレ王」が面白すぎて、見逃し厳禁!

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日々ライフワークとしてテレビを観つづけてコラムや著書を執筆するライター、てれびのスキマによる連載コラム。TVerやNHK+など、見返すことができるものを中心にオススメの番組を紹介していきます。

ランジャタイ 国崎は MCとして優秀で、ゲストの良さを引き出す!

今週、TVerで観て欲しい番組はコレだ!

『ランジャタイのがんばれ地上波』(テレビ朝日)

「いろんなことをやったんですけど、ある事情で全カット」

2022年10月5日に始まったランジャタイの地上波キー局・初冠レギュラー番組『ランジャタイのがんばれ地上波』(テレビ朝日)の初回オープニングは、“撮り直し”から始まった。最初は国崎の姿は見えないが「気配は感じる」と伊藤が言うと、やはり国崎ははるか遠くの方でなにやら喋っていた。しかし、そのまま国崎は自由に動き回った結果、撮影申請をしていない場所まで行ってしまい、30分近くのやりとりが全部お蔵入りになってしまったのだ。いかにもランジャタイらしい。

ランジャタイは「狂気じみたボケの国崎をツッコミの伊藤が黙認するナンセンスな芸風」(『さんまのお笑い向上委員会』22年6月11日)と評されているが、地下芸人時代からの盟友・マヂカルラブリー野田クリスタルは、ランジャタイのことを「大暴れするけどなんやかんや友達がいるヤツ(国崎)と、マジで友達がいないからこんなヤツでも友達になろうとしている伊藤」(『あちこちオードリー』23年1月11日)という“設定”で見ると一気に見やすくなったと語っている。

そんな野田は国崎について「そもそも周りの空気をわかるヤツなんですよ。スベってるかどうかわかってるのに、でもやり通すんですよ。だから凄いんすよ!」と言い、錦鯉・渡辺も「本当に全部わかってるんですよ。トークもできるし、大喜利も凄い。全部計算なんです」と評す(『さんまのお笑い向上委員会』=前出)。

『がんばれ地上波』では その万能っぷりを垣間見せている。

基本的に国崎がボケまくり、伊藤が黙認するというスタイルは変わらないものの、しっかりとゲストにも振り(ほぼ無茶振りだが)、困惑させながらもゲストの良さを引き出している。

そんなMCとしての優秀さが如実に出たのが、3週にわたって放送された次世代のキレ芸人を発掘する「年始ブチギレ王」だ。参戦したのは きしたかの・高野、村田大樹、わらふぢなるお・なるお、ネコニスズ・ヤマゲンというこの番組ならではのメンツ。まず行われたのは鏡に向かって自分にブチギレるという狂った競技だった。

 

 

ここで いきなり持ち味を発揮し爆笑をかっさらったのはトップバッターの高野。いまもっとも勢いのあるキレ芸人のひとりだ。

高野は鏡に向かって「気持ちわりぃ顔しやがって! どこも褒めるとこねぇな、オメェの顔はよ! クソジジイ! めちゃくちゃなんだよ、パーツがよ! 合わせちゃいけないパーツばっかり寄せ集めたみてぇな顔しやがって! こんなにハゲてたのか、俺は!『お笑い芸人で頑張っていきますよ』って言ってこんな顔で頑張っていけるわけねぇだろ、バカ!」などと よどみなくパンチラインを連発するのだ。

それに大笑いしながら、さらなるブチギレを巧みに引き出す国崎の手腕は見逃せない。

しかし、思わぬ“ダークホース”が高野の前に立ちはだかることになる。

ランジャタイのがんばれ地上波! 年始ブチギレ王決定戦! (テレビ朝日) 1月17日(火)  放送分を TVerで観る

次回では「年始ブチギレ王」の2、3週目を絶対に見ておくべき理由を詳びらかにします!



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