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FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

マイナス50℃までへっちゃら! 最強アウター「ダウンコート」、最新コレクション大紹介!

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

あたたかいだけじゃない!? 冬コーデはダウンコートが最強説!

新連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第30回目は「ダウンコート」です。寒さを感じてきた12月を経て1月になると、これまでの寒さとは違い一気に気温が下がるとの予報もあるよう。となると、カラダをすっぽりと包んでくれるダウンコートが頼りになってきます。

 

前回着丈の短いダウンジャケットをご紹介しましたが、今回は腰下まですっぽりと覆ってくれるダウンコートのご紹介です。あたたかさにおいては言うまでもなく、スノーリゾートにはうってつけです。

「やっぱり腰が冷えると、全身が寒く感じちゃうんですよね。これから寒さがどんどん厳しくなる中においては、お尻辺りまでカバーできるダウンコートがあると安心です。さらに今回はフード付きを選んでみました。これならマフラーやストールがなくてもあたたかいですよ」

ダウン+フードは、確かに冬アウターにおける最強コンビ。さらに選びのポイントとなるのは、やっぱり黒!?

「もちろん、着まわし度において黒が最もオススメです。でも、今回はちょっと趣向を変えて明るい色も1着選んでみました。というのも、スノーリゾートを想定した場合、明るい色で冬のリゾート感を楽しんでみるのもアリかなと」

ヘビーアウターはついダークカラーを選びがちとあって、バリエーションとして明るい色を揃えておくと、コーデに変化が生まれます。

「今回のコーデは、Tシャツにデニムというスタクリお馴染みのスタイル。あたたかさ最強なダウンコートなら、下はTシャツで十分です。Tシャツは色柄のバリエーションが多いので、コーデの幅も広がりますからね」

−ウン十度まで耐えられる街ではオーバースペックと思われるダウンコートも、Tシャツコーデなら活躍してくれます。最後に、ダウンの保温力を判別する方法について教えてくれました。

「FP、つまりフィルパワー数値がおおよその基準になります。すべてのダウンコートに設定されているわけではありませんが、この数値が高いほど保温力が高いと言えます。ダウンコートの場合、一般的な平均としては600〜700といったところでしょうか。ただし、生地などとの組み合わせも関係してくるので、数値の高さがイコール優れたダウンコートというわけではありませんのでご注意を」

そんなマメ知識も参考にしつつ、お気に入りのダウンコートを見つけて、あたたかくオシャレにウインターバケーションを満喫してくださいね。

 

WOOLRICH / ウールリッチ

ロックなアメカジを、あたたかく&ラグジュアリーに

ダウンコート12万6500円/ウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店)

デニム3万3000円/イカイ(スピラーレ)、時計「ヴァンガード ヨッティング」137万5000円/フランク ミュラー(フランクミュラー ウォッチランド東京)、リング14万3000円、ウォレットチェーン41万8000円/フィクサー(アルト エ デリット)、その他干場編集長私物

極寒気温にも対応するハイパフォーマンスダウンの名作アークティックパーカ。1970年代に誕生した本来ならワークウェアである同モデルですが、ブラックのトーンonトーンを纏うことで一転ラグジュアリーな顔つきに。ラクーンファーもそれを後押しする中、コーデはロックTと色落ちブラックデニム、そしてスニーカーとでアメカジにまとめています。「ニットとスラックスに変えれば、大人ラグジュアリーにも。振り幅広く楽しめる1着です」

干場編集長のアドバイス①「サングラス」

ファー×サングラスでロックスター気取り

今回はロックなTシャツにブラックデニムと合わせた、オトコらしいアメカジスタイル。

「ラクーンファーのリッチ感が、80年代のロックスターみたいですよね。ならば、ティアドロップサングラスを合わせるのもアリかと」

干場編集長のアドバイス②「Tシャツ」

ラフに着るぐらいがカッコイイってことです

ガンズ&ローゼスのロックTシャツ。実はこれ、干場編集長が先日行った日本公演で買ったもの(笑)。

「アークティックパーカなら、真冬にTシャツでもまるで寒くありません。Tシャツの軽さが、アウターのヘビー感をほどよく中和してくれます」

干場編集長のアドバイス③「時計&リング」

小物はダウンのボリュームとバランスを

ロックなTシャツに合わせて、腕時計とリングもインパクトのあるデザインをチョイス。

「フランク ミュラーは44×53.7cmケースが迫力満点のヴァンガード ヨッティング。レオパードのリングと共に、ダウンに負けない存在感を発揮します」

干場編集長のアドバイス④「スニーカー」

スッキリ顔なオールスターが意外に合うんです

ブーツ人気が復活している昨今ですが、街中でダウンコートと合わせるならスニーカーでもバランス良し。

「ダウンがハイパフォーマンスなので、足元はヌケ感を。とは言え、ロックTとデニムという80sなアメカジにはベストマッチングですけどね」

MooRER / ムーレー

極寒のヨーロッパ旅行にはこんな1着が頼りに

41万2500円/ムーレー(コロネット)

ラグジュアリーにしてハイスペック。その両立を手に入れるなら、このモデルです。ムーレーで最も着丈の長いヘルシンキは、シベリア産グースダウンにより−50℃に対応。防水透湿素材などハイスペック盛り沢山ですが、その質感は実に高級感に溢れます。

LANVIN COLLECTION / ランバン コレクション

アーバンで着るダウンなら、この薄さが基準に

14万3000円/ランバン コレクション(ランバン コレクション 表参道店)

キレイなAラインのシルエットが、一般的なダウンコートとは一線を画すこちら。ダウンは厚みを抑えることで、スッキリとしたルックスに仕上げています。それでいて、部分使いにはエコファーを採用。袖やフードから、ラグジュアリー感をにじませます。

ASPESI / アスペジ

スポーティだけどシック、だから幅広く活躍

14万8500円/アスペジ(トヨダトレーディング プレスルーム)

お尻まですっぽりと覆ってくれつつ、軽やかな着心地に仕上げたラドンパーカ。シンプルなデザインは、オンオフ兼用で使えます。そんな中、ジッパータブや裏地にはさりげなくオレンジの差し色をあしらい、スポーティな雰囲気を楽しませてくれます。

DUNO / デュノ

雪山リゾートでは、むしろこの色が映えるんです

9万9000円/デュノ(トヨダトレーディング プレスルーム)

N-3Bを想起させるハンドウォーマーポケットに大型のパッチ&フラップポケットを採用するSPYRO-C。それでいて、光沢を抑えたナイロンマイクロファイバーは実に上品で、さらにこんなペールトーンカラーなら、ヨーロッパのスノーリゾートにマッチします。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
ウールリッチ 二子玉川店 03-6431-0150
コロネット 03-5216-6521
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ランバンコレクション 表参道店 03-3486-5858
スピラーレ 03-5468-8548
フランクミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949
アルト エ デリット 052-253-7718



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