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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「年末のタクシー乗り場で、年下君にナンパされて...」JKの娘を持つ母が、ナンパ男について行って五反田で見た悲劇。

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「雑煮が食べたいな…とつぶやく姿をみていたら、なんだかかわいそうになっちゃって。年末も年始も1人なんて…」。

恵麻は簡単に若い男と五反田のホテルで関係をもった。半ばは自分から誘うようにして。ありえないリスク感覚だが、深夜の年末、誰に見られることもないだろうとその時は思った。

「意外ですか?私、結構こうやって、男の人と寝ちゃうんです。減るもんじゃないし、夫は全然気がついていません。だから不安になることもないし、よくないですか?」。

歳が明けて2日、恵麻は甲斐甲斐しくおせちを小さめのお重に詰め直した。夫は友人とゴルフ、娘は彼氏と初詣だ。

「少しの時間だけど、一緒におせちを囲んで、お酒を飲んで…。彼もきっと、癒されたんじゃないかな?普通のお正月を迎えられて」。

新年に別の男、しかも息子ほど、歳の離れた男と寝ることは恵麻にとって普通のことらしい。お気づきかとは思うが恵麻の普通は、世の中の普通ではない。しかし、そのしっぺ返しは世間からではなく思わぬ方向から襲いかかってきた。男女関係のトラブルに詳しい、危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は言う。

「年配の既婚女性と年下男性のトラブルは、驚くほど近年急増しています。最近の私が担当したトラブルは、主婦が軽自動車で不倫相手とラブホに直行し、興信所に写真を撮られたケースがある。彼女たちのリスク感覚と罪悪感は、限りなくゼロに近い。節度のある社会人ならば、不倫はたった一度で身を滅ぼすと改めて心してほしい」

恵麻は新年も情欲まみれの爛れた関係を続け、思わぬことから窮地に陥り、いまも抜け出せずにいる。



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