「私があなたのご主人と不倫しようか？」親友からの驚くべき提案。そして二人はホテルへ…

「このまま二人がうまくいってしまったらどうしよう」という不安に襲われながらも美希は加奈と計画をしていた場所へ移動し、ホテルから二人が出てくるのを待っていた。

約30分後、「今から向かう」という加奈からのメッセージを機に美希が動き始める。ホテルから少し離れた場所で待機し、幸二と加奈の声が聞こえてきたときに曲がり角から美希が現れるというものだった。
 

計画通り、ばったり出くわした美希と幸二と加奈。

「え？ 美希？ なんでここにいるの？」

「幸二こそ…。っていうか、この人誰？」

「いや…それは」

「あなたは幸二の何なんですか!?」

「妻ですが」

「信じられない！ ホテルまで行ったのに既婚者なんてあり得ない！ もう二度と連絡してこないで！」