パラブーツの「ランス ヴィゾン」
最後は、@cujillaさんの投稿から。パラブーツの「ランス ヴィゾン（REIMS VISON）」です。
イタリア顧客の強い要望で誕生したとされる、パラブーツのコインローファー「ランス」。
1995年に一度生産が終了したものの、「ミカエル」のローファーモデルとも言われた名作の復活を望む多くのファンの声に応えるかたちで、2009年に復刻を遂げました。
そんな「ランス」に、＠yuta_kikuchi_さんの「ミカエル ヴィゾン」同様にミンクのファーを施したのが「ランス ヴィゾン」です。
堅牢なリスレザーのボディ、縦幅がやや太めなサドル、「ビーフロール」に似たサドルの両端、さらにローファーらしからぬ厚いソールなど、とにかく重厚な一足なんですが、ミンクファーの存在がかなり柔らかさを加え、品格すら漂わせています。
@cujillaさんも素敵な靴をたくさんお持ちなので、コーディネートと合わせた投稿を今後たくさんしてくださると嬉しいです。
動物愛護の機運の高まりを受けて、2017年にはグッチ（GUCCI）がリアルファーの使用を廃止するファーフリー・ポリシーを宣言するなど、ファッション業界内でも毛皮の不使用が広がっています。もちろん動物や環境への影響を考慮すれば理解できますが、前述したようにそれらの動物の肉を主食とし、毛皮を売って生計を立てるという伝統的な暮らしがあるのも事実。"副産物的に生じた毛皮を無駄にせず使う"という選択肢も残して良いような気もしています。とはいえ、確実に終息へと向かっていくのは避けられないので、気になっている方は早めの購入をおすすめしておきます。
それでは、今回はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください！ 目標は、#腕時計魂に追いつくことです！！
ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。
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投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。
それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに！！
Edit：Ryutaro Yanaka
