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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

めっちゃ欲しい、めっちゃ使える! ダウンジャケットの選びのキモは、実は素材感なんです!

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

大人ダウンをGETできれば、冬は怖いものなし!

新連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第28回目は「ダウンジャケット」。比較的12月はあたたかい日が続きましたが、1月からグッと寒くなるようです。となるとやっぱり、ダウンジャケットが気になりますよね。

今年は雪が降るタイミングが遅く、スキー場では軒並みオープンを迎えられないところが多いみたいです。とはいえ、1月からは冷え込む予想もあり、あったかアウターが頼りに。いつもライダースに身を包んでいる干場編集長も、ダウンジャケットを新調するそうです。

「ライダースが好きなのでよく着ているんですが、たまに真冬でもライダースなんですかと聞かれます。さすがの僕も、真冬にライダースだけでは寒いです(笑)。ということで今回はダウンジャケットなんですが、ダウンジャケットの魅力といえばやはりあたたかさと軽さの両立でしょう」

確かに、その両立においてダウンジャケットの右に出る者なし。加えて、着こなしが簡単になるというメリットもあるようです。

「よほどの寒冷地でなければ、保温性の高いダウンジャケットがあれば下は軽装でOK。車移動が多い人なら、Tシャツでも十分です」

さらにベーシックな色を選べば、冬コーデのさらなる時短も可能に。

「また黒かと言われそうですが(笑)、今回はグレージュも選んでいます。どちらにせよ、ヘビーアウターはインナーほどバリエーションを揃えるワケにはいかないので、着回しを考えるとやっぱりベーシックな色の方がいいんですよね」

黒のダウンジャケットはラインナップが豊富とあって、探すのに苦労することはなさそうです。

「ただし、黒ならなんでも良いワケじゃありません。ポイントは素材感。同じナイロンでもマットな風合いを選ぶとか、またはウールのような天然素材が表地になっているものなどが狙い目。そうすると、ダウンがパンパンに詰まったタイプでも、いかにもアウトドアになりません」

そんなダウンジャケットがあれば、普段使いはもちろん、年末年始のウインターバケーションを楽しむ上でも活躍してくれるはずです。

 

K-3B / ケー スリー ビー

ハイスペックにしてハイセンス、ダウン選びの基準はコレ

ダウンジャケット16万5000円/K-3B

パーカ6万6000円/フィクサー(アルト エ デリット)、パンツ1万6500円/ドレステリア(ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店)、靴10万6700円/トッズ ノーコード(トッズ・ジャパン)、サングラス4万2900円*フレームのみの価格/モスコット(モスコット トウキョウ)、エアポッズケース参考商品/ザソール(スピラーレ)、時計102万6300円/エベラール(G&Rジャパン)

その名もザ プロフェッショナル スペック プレミアム ダウン。一般的な1枚物のダウンジャケットはコールドスポットと呼ばれる縫製の際にできる針穴から冷気が侵入するがこのダウンはダブルチューブ構造を採用し、742フィルパワーを誇る上にダウンパックを2枚重ねることで冷気の侵入をブロック。止水ジップはもちろん、極細ナイロン糸を高密度で織り上げさらに表面をラミネートコーティングすることで、透湿防水性や防風性を備えています。

「極細糸とあって、質感が実にラグジュアリー。チープなナイロン特有のテカテカ感がありません。だから、リブパンツにスニーカーというスポーティなコーデに合わせても、上質に見えるんです」

干場編集長のアドバイス①「アイウエア」

フードでボリュームアップした顔まわりにも存在感を

大味になりがちな冬コーデこそ、アイウェアによるアクセントが実は有効です。

「定番のウェリントンですが、フレームやテンプルがやや幅広く、スポーティなコーデにオトコらしさを加味できます。うっすら色の付いたレンズが、黒のワントーンコーデのモード感にマッチします」

干場編集長のアドバイス②「時計」

ボリューミーな袖口には、大型&タフなケースがお似合い

ボリューム感のあるアウターに顔負けしないよう、腕時計はゴツめなエベラールのスカフォグラフをチョイス。

「ケース径が43mmあるので、ダウンと合わせても存在感バッチリ。コーデに合わせて、オールブラックで」

干場編集長のアドバイス③「アクセサリー」

首元からタラリ、案外これだけでも効果テキメンです

スポーティさがどうしても強まってしまう、ボリュームダウン。ダウンの選びと共に、アクセサリーでも一手を。

「僕が企画したAirPods Proケースです。ナイルクロコダイルレザーが、コンパクトなサイズでもラグジュアリー感を存分にアピールしてくれます」

干場編集長のアドバイス④「スニーカー」

スポーティなだけじゃダメ! 足元にもボリュームを

スニーカーも黒のワントーンでミニマルに。でも、シルエットにおいてはミニマルじゃ物足りないんです。

「トップスがボリューミーな場合、足元がコンパクトだとバランスが悪くなります。このトッズのノーコードJなら、ソールがボリューミーなので好相性です」

THE NORTH FACE / ザ・ノース・フェイス

いわゆる、これさえあればOKってヤツです

6万2700円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)

雪上ハイクやスノーリゾートで最強に心強いバルトロライトジャケット。特殊セラミックスによる遠赤外線効果で高い保温性を発揮する光電子リサイクルダウンに加え、ゴアテックス インフィニアム プロダクトというハイパフォーマンス盛りな1着です。それでいてマットな質感は街にも馴染みます。

DRESSTERIOR / ドレステリア

大人に似合うダウンって、こういうことです

8万5800円/ドレステリア(ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店)

昨年、干場編集長が監修し即完売を記録したダウンジャケットが、装い新たに今年も登場。熱圧着を採用することでダウンステッチをなくし、よりミニマル顔に仕上がっています。生地には撥水加工を施した上品な微光沢のポリエステルメモリーツイルを採用することで、スーツにも馴染むシックな雰囲気に。

DUNO / デュノ

今年の冬旅のお供に、こんな頼れる1着を

9万9000円/デュノ(トヨダトレーディング プレスルーム)

フィレンツェ発ラグジュアリーダウンとして名高いここが作る新作。モデル名はジャンプで、マットな全方向ストレッチナイロンといったすっきりと洗練されたルックスとは裏腹に、ダウンは700フィルパワーと本格派。ポケッタブル仕様なので、ウインターバケーションでも活躍してくれます。

1PIU1UGUALE3 / ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ

ラグジュアリーダウンの決定版と言っていいでしょう

49万5000円/ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ(ウノ ピゥ ウノ ウグアーレ トレ 表参道ヒルズ店)

一見してラグジュアリーなこちら。ボディとアームにはウールとカシミアをブレンドし、ショートビーバー仕上げにした生地を採用。そこにダウンを加え、さらにムートンをコンビ使いすることで極上にあたたかさな1着に仕上げています。こんな1着を着るなら、冬でもオープンカーを乗り回したいものです。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
K-3B 076-208-3180
アルト エ デリット 052-253-7718
ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店 03-6419-7115
トッズ・ジャパン 0120-102-578
モスコット トウキョウ03-6434-1070
スピラーレ 03-5468-8548
G&Rジャパン 03-5422-8087
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター 0120-307-560
トヨダトレーディングプレスルーム 03-5350-5567
ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ 表参道ヒルズ店03-6447-4970

 



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