デキる大人にこそ相応しい! 究極の一枚です!
第504回目は、ゼニアのシャツジャケットです。
肩肘を張らないエフォートレスな装いが、大人のお洒落に定着して久しい昨今。特に仕事でスーツを着なくてもいいご時世は大きな変化であり、スニーカーがオンオフ問わずに使えるのもその一つでしょう。とは言え、カジュアルすぎるのは大人のお洒落においてはNGという側面も。大人のファッションにおいて、この潮流はお洒落が難しくなってきているかもしれませんね。そんな今どきの大人たちにぜひオススメしたいのが、「ゼニア」のシャツジャケットであります。
同ブランドがリ・ブランディングを果たしてから、毎シーズン展開を続けているシャツジャケット。リラックスしたシルエットを持ちながら、極上素材を用いることでしっかりと上品さを滲ませ、欲しかったツボをしっかりと押さえています。そんなゼニアの新定番の新作がコチラ。
贅沢に使用したカシミアは、ゼニアの羊毛工房で生産されたもの。滑らかで上質な質感が極上の着心地をもたらします。フラップポケットを配したCPOをベースとしているので、インナーとしてはもちろんアウター感覚でコーディネートできるのも魅力。さらに天然素材特有の保温性や放湿性、速乾性を持つので、シーズン問わずに着用が可能です。
オンオフを問わずに年中使えるから汎用性の高さは文句なし。それでいて手軽に都会的なエレガンスと旬な装いが手に入るとあれば、デキる大人の究極のデイリーウェアと言えます。今欲しいのは、まさにこんな一着ではないでしょうか。
昨年のリ・ブランディングとともにブランド名をゼニアに改名。タグに記された「OASI CASHMERE」は、同ブランドが保護するイタリアの自然地区の「OASI ZEGNA」にちなんだものです。
非常にしなやかで肌触りの良いカシミアは、病みつき必至。両胸のフラップ付きポケットはコーディネートのアク足しにもってこい。
見るからにラグジュアリーな本作は、ラムレザーのスエードを採用。キャメルカラーがさらにエレガンスを加速させます。1枚仕立てではなく裏地を配することで、袖通しがよく着心地も抜群。
秋や春はライトアウターとして、冬はコートの下で活躍するカバーオール。オフホワイトをベースに、まだらに入ったブラックが奥行きを構築。適度に厚みのあるボディに採用したのはピュアカシミアと、これまた贅沢な着心地を楽しめます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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