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LIFESTYLE 夫婦関係修復レッスン

A. 足りなかったのは妻への感謝の言葉。しつこいくらいに「ありがとう」「大好き」と言いましょう

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いつもお互いにいちばんの味方でいる

夫婦間でもルールやマナー、報・連・相が大事だとお伝えしましたが、これを突き詰めすぎると、本当にドライな関係になってしまう場合があります。

それではちょっと味気ない。正論だらけのマイホームは息が詰まりますよね。相手は同居人や戦友であると同時に、一度は「好き」という気持ちで結ばれたことのある「仲良し」「気が合う仲間」なのですから。「依存」「甘え」との境界線が難しいところではあるのですが、家庭には「ゆるさ」や「寛大さ」も大事。「しかたないなあ」と互いに許し合うには、愛や恋といった感情が不可欠。あるいは「常に味方でいる感覚」でもかまいません。

これは、なにもロマンティックな気持ちを呼び戻そうだとか、もう一度新婚のときのようにラブラブになろうということではありません(それでもいいのですが)。

ギスギスした敵対関係ではなく仲良しであることを互いにアピールし合うのは、無用な争いを避けるためには必要なコミュニケーション。野生のライオンやサイでもやっていることです。

「いまさら恋人として見るなんて無理」と思う人もいるかもしれませんが、大丈夫!「ありがとう」「大好きだよ」という言葉を口に出し続けることで、必ず気持ちは変わってきます。心理学の研究でも、自分の脳は簡単にだませることがわかっています(笑)。ですからまずはどんどん言っていきましょう。恥ずかしいとかそういう気持ちは二の次です。

本日のまとめ

夫婦は他人。愛情表現を忘れない

Text:Tatsunari Iota

ドクト

「読むだけで夫婦仲が改善できる」必読書はこちら

『不機嫌な妻 無関心な夫 うまくいっている夫婦の話し方』/五百田達成

「夫婦には会話が必要」「ケンカするほど仲がいい」とはよく言われます。
でも、なかなかうまくいかない。
面倒だったり、ギスギスしたり、イラっときたり、相手の機嫌を伺うばかりで肝心なことが言えなかったり、つい嫌味を言ってしまって後悔したりする。そんなこと、ありませんか?

結局のところ、夫婦がうまくいくとは、夫婦のコミュニケーションがうまくいくということ。そして、コミュニケーションさえうまくいけば、二人の関係はうまくいきます。

五百田達成(いおた たつなり)
作家・心理カウンセラー。 米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て、五百田達成事務所を設立。個人カウンセリング、セミナー、講演、執筆など、多岐にわたって活躍中。 専門分野は「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」「SNSと人づきあい」「ことばと伝え方」。サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング実績に裏打ちされた、人間関係、コミュニケーションにまつわるアドバイスが好評。
「あさイチ」(NHK)、「スッキリ」(日本テレビ)、「この差って何ですか?」(TBS)ほか、テレビ・雑誌などのメディア出演も多数。 著書『察しない男 説明しない女』『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』『話し方で損する人 得する人』『超雑談力』『不機嫌な妻 無関心な夫』『部下 後輩 年下との話し方』(以上、ディスカヴァー)はシリーズ100万部を超えている。オンラインサロン「おとなの寺子屋〜文章教室〜」も好評。



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