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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】“若いツバメ”から “たっぷり吸収”して “放って”。年齢不詳・魔性の女の秘密

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私、トイレの気配を探りに行ったんです。こっそり扉に耳をあてると……。案の定、ママのセクシーな声が聞こえちゃいました。明が早番の時は、ママも決まって一緒に店を出ていきます。どうやら一緒に住んでいるようでした」

そんなある日、由美さんは街で明を見かける。美幸ママではない、若い女性と一緒の明を。

©Getty Images

「びっくりました。だって、二人で手をつないでいて、まるで恋人同士。しかも、明はふと私のほうを向き、青ざめ、ひどく驚いた顔をしていたんです。私のことは知っているだろうけど、そんなに驚く? なんて思っていたら……私の肩をトントンと誰かが叩いたんです。心臓が止まるかと思いました。それは美幸ママだったんです」

彼が驚いたのは、由美さんではなく、背後にいた美幸ママだったのだ。



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