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1位はあの車!2022年上半期新車販売台数ベスト10も発表

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

■1位 トヨタ「ヤリス」 8万1580台(前年比68.5%)

1位は、2020年・2021年の年間王者でもある、トヨタ「ヤリス」です。2021年はすべての月で、しかも、ぶっちぎりの1位を獲得、その勢いのまま2022年に突入し、2月に一度、3位になった以外は1位という、圧倒的な人気を誇るモデルです。

2020年2月に国内登場した現行型ヤリスの販売台数には、5ドアハッチバック、ヤリスクロス、そしてGRヤリスの3車種が含まれますが、約半数がヤリスクロスです。

ヤリス販売台数の約半数を占めるヤリスクロス。最大の長所は、「コスパのよさ」。また、低燃費、という点でも圧倒的

ヤリスの魅力は何といっても、「コンパクト」という特徴に特化したこと。狭い道でも安心して運転できるし、駐車スペースも少なくて済みます。また、軽量であることから、燃費性能に優れる、という魅力もあります(ハイブリッド車であればなおさら)。

もちろん、価格も良心的。ヤリスは、欧州でも販売台数ランキング上位にも入っており、「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021」も受賞しています。最小限のサイズで、芸術的な低燃費を実現、まさに「質実剛健」なヤリスは、ベストセラーカーに相応しいモデルです。 

 

■2位 トヨタ「カローラ」 7万988台(前年比131.8%)

2位はトヨタ「カローラ」です。1月~6月まで、毎月おおよそ1万台前後(決算月である3月は、1万7258台)と、安定した販売を記録しています。

カローラの販売台数には、現行モデルのセダン、スポーツ、ツーリング、そして2021年9月に登場したカローラシリーズ初のSUV「カローラクロス」の4バリエーションのほか、先代モデルから販売が継続されている、アクシオとフィールダーの販売台数も含まれています。

1966年の初代カローラの登場以降、日本のみならず世界中で支持されており、1997年には、フォルクスワーゲンの「ビートル」を抜き、累計販売台数でギネス世界記録を樹立しました。現行型の登場時は、それまで守ってきた5ナンバーサイズを辞め、3ナンバー化したことが衝撃をもって受け止められましたが、実は、ボディは国内専用設計にしていた(海外向けカローラに対し全幅を狭めている)など、国内での使いやすさに配慮しています。

2022年後半には、「GRカローラ」のデビューも控えているカローラ。今後のさらなる躍進も楽しみです。

 

■まとめ

乗用車ベスト10

1位 トヨタ「ヤリス」:8万1580台(前年比68.5%)

2位 トヨタ「カローラ」:7万988台(前年比131.8%)

3位 トヨタ「ルーミー」:6万5525台(前年比84.6%)

4位 日産「ノート」:5万6948台(前年比121.5%)

5位 トヨタ「ライズ」:4万5380台(前年比94.6%)

6位 ホンダ「フリード」:4万3827台(前年比123.3%)

7位 トヨタ「アルファード」:3万4799台(前年比61.3%)

8位 トヨタ「アクア」:3万4143台(前年比169.7%)

9位 ホンダ「フィット」:2万9617台(前年比99.8%)

10位 日産「セレナ」:2万7894台(前年比86.4%)

 

軽自動車ベスト10

1位 ホンダ「N-BOX」:10万3948台(前年比94%)

2位 スズキ「スペーシア」:4万7675台(前年比60.6%)

3位 ダイハツ「タント」:4万4188台(前年比63.8%)

4位 ダイハツ「ムーヴ」:4万2498台(前年比73.6%)

5位 スズキ「ワゴンR」:3万9728台(前年比131.4%)

6位 日産「ルークス」:3万7351台(前年比74.6%)

7位 ダイハツ「ミラ」:3万4747台(前年比96.1%)

8位 スズキ「ハスラー」:3万4349台(前年比71.2%)

9位 スズキ「アルト」:3万3770台(前年比92.9%)

10位 ダイハツ「タフト」:2万8721台(前年比89.2%)

2022年は後半も、7月に日産「エクストレイル」に新型が登場、8月後半にはトヨタ「シエンタ」に新型が登場するなど、人気モデルの登場がつづいています。半導体不足の影響が大きく、新車販売は苦戦が続いている状況ですが、トップ5のモデルに動きがあるのか、今後の展開に注目です。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo: TOYOTA、NISSAN
Edit:Takashi Ogiyama

 



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