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FASHION こじラグ

あのジル・サンダーも惚れた靴職人のサンダル。20年弱履き続けても いまだ現役な作りの素晴らしさ!

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しかし、"買わなかった後悔"は "買った後悔"の数倍タチが悪いんで、結果清水ダイブしてしまったわけです。

それで気が付きゃ、18年目に突入。シーズンが限られる履物とは言え、かなり履いてきましたし、かかとのラバーは何度か張り替えるほど。

アウトソールも真っ黒だったんですが、だいぶ剥げて地の色が のぞいてしまっています。

6万円という価格はサンダルにしては かなり高額だったんですが、振り返ってみると きっと元は取れてるし、このサンダルに刻まれた夏の思い出だって結構ある。

シルヴァノ・ラッタンジが選んだ革ですから、いま手に入れようとすると もっと高額か、もしくは手に入れること自体が困難になってるかも。

となると、これからも修理を重ねて、30年40年と履いていけたら良いなと思ってます。

その頃には着流しなんかで つっかけて、フラッと蕎麦屋の暖簾くぐって、海苔と板わさなんかアテに日本酒飲ったりして…。

その方が 圧倒的に似合いそうだな。

Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka



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