「高いものしか買ってない」「一流品ばかり買ってる」なんて思われていますが…、じつは チープ(プチプライス)だけどイイもの、チープでも十分に事足りるものを探して買うのも大好き。そこで、買い集めたチープだけど愛しいアイテムたちを紹介していく企画「こじプチ(※こじらせプチプライス)」もスタートさせます。高い安いに関わらず、琴線に触れるものを探し求めて買うのって楽しい。Shopping is Fun! 中途半端なものを惰性で買うのは もう辞めませんか?
かつて3800円で買ったので、いまの市場価格なんか完全に無視
さてさて、第36回目は カットオフして半パンにしちゃったフランス軍のM-47です。
いまじゃ、とんでもない程 価格が高騰してしまっているフランス軍のM-47。
確かに作りは素晴らしく、マルタン・マルジェラが裏返して商品化したってなエピソードには破壊力あるし、日に日に球数は減っていく一方なので、欲しい人が多くなるのは理解できますが、あの価格設定は正直バカげてる…。
軍ものなんて安くてナンボだし、その値段出せるなら、M-47より優れたパンツは世の中に溢れるほどあると思うわけです。
ちなみに、僕が買った当時は、マルジェラのエピソードがあった後期のベストサイズ、デッドストックだと多少は高くなってたけど、前期のユーズドなら数千円。僕のM-47は、たった3800円でした。
そんな値段だったから、気にせずガシガシ履いてましたし、海外ものの軍パンにありがちな長めのレングスだってそのままで、折り返しもせず、ヒールが高めなカルぺディエム(c diem)のブーツなんかを合わせて履いてました。極太のM-47に、これがまたよく似合った。
すると、やっぱり裾は擦れて傷んで、破れてくるんですよね。若いときなら、それでも良かったんだけど、イイ歳したおじさんが裾破れたパンツを穿いてるのは みっともない…。
1
2
RANKING
1
2
5
3
4