コーデを選ばずに年中洒落感を演出する、超有能な一着は必見!
第464回目は、リーのウエスタンシャツです。

ミリタリーやワークにおいて、ヴィンテージほど男心をくすぐるものはありません。特に昨今はアメカジや古着ブームとあって、ヴィンテージの市場価値がグングン上がっているわけです。そんな中注目されているのが、各ブランドが手がけるアーカイブ復刻。当時のディテールを忠実に再現しつつ、自分に合ったサイズ感を選べるなど、見どころ満載! ご紹介する「リー」のウエスタンシャツもその一つ。
リーと言えば、ジェームス・ディーンが愛した「101」やストームライダーなど、名作を数多く生み出した、アメリカンデニムの筆頭ブランド。1889年に創業し、130年を超えた今もなお愛好家を抱える老舗であります。そんな同ブランドのアーカイブコレクションより新たに展開されたのが本作。1950年代に誕生したものを忠実に再現し、綿糸を採用したリジッドモデルです。つまり、着込むほどに肌に馴染み、自分好みに仕上がるということ。デニムパンツ以上に早くに味わいが出てくるので、手軽に男らしさをモノにできるのもポイントです。
1着でサマになるウエスタンシャツは、これからの季節はライトアウター感覚で羽織れるし、秋冬はインナーとしても重宝間違いなし。さらにボトムスはスリムからワイドまで幅広くマッチする。ここ数年のトレンド事情も後押しして、一年中今どきなお洒落を楽しめるってこと。そんな万能アイテムがヴィンテージの復刻とあれば、男の物欲は避けられません!

ネームタグも当時のアーカイブモデルを忠実に再現。ヴィンテージ好きも唸る、細かいけど重要なポイントはしっかり押さえています。

シャープなシルエットを構築する一着は、両胸に配したポケットもそのスリム演出に一役買っています。随所にあしらったスナップボタンが、コーデのアク足しにもってこい。

アーカイブ復刻を展開する一方で、旬なアプローチも忘れません。こちらのオーバーシャツがまさに。ブランド史上最もボリューミーのシルエットのこちらは、ハリのあるデニム生地を使用しているため、オーバーサイズと言えどだらしなさは皆無。恋人とシェアできるユニセックス仕様も魅力の一つです。

ソフトな着用感をもたらすユーズド加工が特徴の本作は、今季の新作。70年代のウエスタンシャツの顔つきを残しつつ、程よく身幅や襟周りにゆとりを持たせた現代的なシルエットが特徴です。右胸のダミーポケットをあしらうユニークなディテールもポイント。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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