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F1の知見!ルノー新型アルカナがこれまでのSUVと違うところはあるのか?

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

世界的なSUVブームのなか、各自動車メーカーからはスタイリッシュなSUVが続々と誕生しています。2022年2月に登場したルノー「アルカナ」もそのひとつ。流行のクーペスタイルとルノー最新のデザイン言語を取り入れつつ、F1のエッセンスが感じられるメカニズムが魅力のモデルです。

全長4570mmで、全幅は1820mm、全高1580mmというこで、ライバルはアウディQ3やトヨタRAV4などCセグメントのSUVとなるでしょう。

 

■スタイリッシュで機能的、最新装備も満載

429万円からの値付けとなるルノー「アルカナ」は、SUVのカテゴリには属しますが、リアガラスを寝かせて、ルーフ後端を極端に下げたことで、背の高いセダンのようにも見えます。全体的なプロポーションは、SUVにクーペのラインを取り入れた、BMWX4的なスタイリッシュなもの。最低地上高は200mmを確保しており、ラフロードの走行でもSUVらしい信頼感の高い走りが期待できます。

アルカナのリアビュー。流行のクーペSUVのテイストはあるものの、F1のイメージが強いルノーらしくスポーティさが強調されている

メカニズムはルノーが独自に開発したハイブリッドシステム「E-TECH HYBRID(イーテックハイブリッド)」を採用し、オンロードでの力強い加速と爽快なドライブフィールが魅力。もちろん質感の高いインテリアや多彩な収納スペース、先進安全運転支援システムの搭載など、格好だけではないものなのがわかります。

 

■スポーティなテイストが随所に

アルカナには、フロントブレードや、フロントバンパー両端に空いたエアディフレクターなど、F1に着想を得た技術が盛り込まれています。エアディフレクターは、フロントホイールが発生させる空気の乱れを抑えることにより空気抵抗を減らし、燃費を向上させるという機能性を備えつつ、デザインとしても美しく、見事なエクステリアデザインを実現しています。

インテリアもスポーティなテイストが。ドアトリムとダッシュボードはカーボン調パネルが採用され、レッドラインのアクセントも非常にスポーティ。レザーとスエード調のコンビシートは6ウェイのパワーシートで機能も申し分なく、シートベルトに施されたレッドステッチがスポーティな雰囲気を高めています。

アルカナのコックピット。モダンで洗練された印象ながら、カーボン調パネルがレーシーな雰囲気を作り出している

またコクピット周りは、ディスプレイや操作系をドライバーが操作しやすい向きに角度が付けられた「スマートコックピット」を採用。センターコンソールには各種インフォテインメントを表示、操作することが可能な7インチのタッチスクリーンが装備されています。

ラゲッジ容量は後席使用時で480Lを確保。リアシートは6:4の分割可倒式を採用し、乗車人数や荷物の大きさに合わせてアレンジすることができます。また、取外し可能なフロアボードにより、フロア下に収納スペースがあるフラットなラゲッジをつくり出したり、フロアボードを最下段に下げることでスペースを広く活用したりすることができます。クーペSUVでありながら、大人4人が快適に移動できる空間に加えて、SUVとしての実用性も十分に備えているといえるでしょう。



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