話を2021年に戻して、グローバルのモデル別販売台数は、SUVのウルスがトップで5021台。続いてV10エンジンを搭載したベイビーランボルギーニのウラカンが2586台。V12エンジンを搭載したフラッグシップのアヴェンタドールがモデル末期ながら798台を記録。3モデルでフェラーリに肉薄するのですから、やはりSUV(同社ではSSUVという)の力って、あらためて凄いと感心させられます。
2022年も順調に推移するのか気になりますが、現在の受注分だけで今年の生産枠はほぼ埋まっているというランボルギーニ。また、既に公表されていることですが、ウルスのマイナーチェンジ&追加のPHEVモデルを投入予定。ウラカンも何かしらの仕掛けがあるでしょうし、また、アヴェンタドールの後継モデルの発表も控えています。
もしサプライズがあるとすれば、2+2モデルの存在です。4ドアクーペか、クロスオーバーか? 進行中のプロジェクトの正体はわかりませんが、グループ内を見渡せば、ポルシェやアウディにそのベースとなるプラットフォームやパワーユニットは既に存在します。いずれにせよ2022年のランボルギーニは、ラインナップの強化でウルスに続く新規需要を呼び込むことだけは間違いありません。
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