世界中に活気と熱気があった80年代のNYで誕生したダウンジャケットが、今新鮮!
80年代に青春を送っていた人なら、FIRST DOWN(ファーストダウン)のロゴを見て、「おぉ、懐かしい!」となること確実のダウンアウターブランドが、この数年のトレンドを牽引しています。1983年にNYで生まれたファーストダウンを紐解いていくと……。
羽毛がぎっしりと詰まったダウンアウターは、NY市民の味方だった
キース・ヘリングがNYの地下鉄の広告掲示板に絵を描くサブウェイ・ドローイングで一躍アート界の寵児になり、エイズウイルスが発見され、アメリカ有数の犯罪多発都市として不穏なムードと緊張感が張り詰めていた80年代前半のニューヨーク。ストリートカルチャーの隆盛とともにニュージャージーで産声を上げたのが「FIRST DOWN」の名を冠したブランドです。
創業者のYOUNG IN CHUNGは、ダウンジャケットでナンバーワンの存在になるという大きな志と、アメリカンフットボールの“ファーストダウン”とを掛けたその名とともに、「Dream It. Be It.」というキャッチフレーズを掲げて、精力的にものづくりに励みました。

90年代になると、ダウンジャケットの品質の高さとデザインのフレッシュさが話題を呼び、人気ラッパーのノトーリアス B.I.Gやマイケル・ジャクソンなどが、特徴的な「山型のロゴ」のダウンを愛用するなど、ダウンジャケットの一つのアイコンとして広く浸透。日本では、2018年秋冬シーズンに再スタートし、ブランド誕生当時から展開している「バブルジャケット」など、シルエットを現代的にアップデートしています。

ファーストダウン「バブルジャケット/OFF WHITE」3万5200円/ファーストダウン ジャパン












ファーストダウンの代名詞「バブルジャケット」はカラバリ最強!
現在もブランドを象徴するアイテムとして定番人気を誇るのが、クラシカルなボックス型のシルエットに、すっきりとしたスタンドカラーを組み合わせたバブルジャケット。リバーシブルで着られるのも人気のポイントで、表側のシェルには、高密度で織り上げ、撥水性を持たせて光沢を抑えた帝人製のポリエステル地を採用し、反対の面には20デニールの糸を使った高密度ナイロンを使用。軽量かつ機能的な仕上がりも魅力です。

700フィルパワーの高品質ダウンが高い保温性を発揮し、豊富なカラーバリエーションもバブルジャケットの特徴で、今季モデルは細かなディテールを見直して、より都会的で着心地を良くしています。
なんと日本の半纏(はんてん)をリスペクト!
ニューモデルは、部屋着やドライブにもOK
日本の半纏(はんてん)を連想させるスタイルから名づけられた「ハンテンダウンジャケット」。フロントファスナーを用いることでインパクトのあるデザインになり、表地は撥水加工を施した生地で、700フィルパワーの高品質ダウンによる高い保温性が特徴です。

日本人に馴染みのある半纏のシルエットは、フーディーやタートルネックと合わせても首元がスッキリとまとまり、着用感も軽いので、室内で寒いときやドライブ時にもホカホカと過ごせます。

【問い合わせ】
ファーストダウン ジャパン
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ファーストダウン公式通販サイト