王道中の王道ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高いロレックスですが、みなさんはロレックスのこと、ちゃんとご存知ですか?
なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
前回に引き続き、ロレックス用語その③をお送りします。
今回は大人気、ロレックスが誇るダイバーズウォッチの金字塔、サブマリーナーの色に関するお話です。
初代サブマリーナーが開発されたのは1953年。100m防水・潜水時間を測定するための回転ベゼルを搭載した、「過酷な環境で活躍するプロダイバー」向けに作られた正真正銘のプロフェッショナル用の防水腕時計として開発されました。サブマリーナーは発売当初は、ベゼルとダイヤルがブラックのワンカラーのみの展開でしたね。
現在では、サブマリーナーにはカラーバリエーションがあり、通称「黒サブ・青サブ・緑サブ・赤サブ」とよばれる人気モデルがあります。
1.黒サブ
#腕時計魂でのkuchiyoshi.makotoさんの投稿より
サブマリーナーの定番モデル。「黒い文字盤、黒いベゼル、ステンレス素材」という組み合わせです。こちらは2020年に発表になった「126610LN」というモデルですね。
#腕時計魂でのaki__jackさんの投稿より
もちろんノンデイト(日付け表示のないモデル)も黒サブです。こちらは「114060」というモデル。2012年の発表です。
2.青サブ
#腕時計魂でのmentalist0928さんの投稿より
海をイメージしたブルーベゼル仕様のサブマリーナーのこと。青サブはRef.16803をオリジナルとして1987年頃に誕生しました。青サブと一口に言ってもコンビモデル、イエローゴールドおよびホワイトゴールドの金無垢製のものと様々で。更にそれぞれに見た目のマイナーチェンジや搭載キャリバーの違いなどもあり、そのラインアップは多岐に渡ります。
上はオイスタースチール&イエローゴールドのコンビ素材の「126613LB」 。下はラグジュアリーな18Kホワイトゴールド仕様「116619GLB」です。
3.緑(グリーン)サブ
グリーンサブは現行モデルで3代目のモデルになります。初代は2003年にサブマリーナー生誕50周年を祝してリリースされたアニバーサリー的モデルで、2003年~2010年に製造された「16610LV」。
2代目はベゼルとダイヤル、どちらもグリーンの「116610LV」。グリーンサブ 116610LVの大きな特徴としてセラクロム製ベゼルが用いられている、ということがあります。ちなみに16610LVまでは、アルミ製でした。
そして現行モデルである3代目では、またベゼルがグリーン、ダイヤルはブラックの組み合わせに。人気モデルだった初代グリーンサブことRef.16610LVのデザインがセラミックベゼルで復活したことは大きな話題になりましたね。
実用面では48時間のパワーリザーブが70時間になり、ケースサイズは約1mmサイズアップしました。どのモデルもロレックスのコーポレートカラーであるグリーンが使われています。
こちらが現行のひとつ前のモデル、2代目グリーンサブの「116610LV」。2010年から2020年まで製造されていました。ベゼルとダイヤル、どちらもグリーンです。
#腕時計魂でのwatchlovers20180102さんの投稿より
「126610LV」こちらが3代目こと2020年から現行モデルとなったグリーンサブです。
#腕時計魂でのg01m04さんの投稿より
4.赤サブ
#腕時計魂でのkitanaka.watchさんの投稿より
ベゼルが赤いサブマリーナーなんてあったかしら?と思いきや、アンティークのサブマリーナーのことなんですね。1965年~1975年に作られていたサブマリーナーの中でも文字盤上SUBMARINERの文字が赤く染まっているモデルを通称「赤サブ」と呼んでいます。通常は白文字です。こちらは「1680」。4桁のヴィンテージサブマリーナーですね。
今回は人気モデルサブマリーナーについてのお話でしたがいかがでしたか?
次回も、知っているけれど改めて復習しておきたいロレックスのお話をお届けしたいと思います。