王道中の王道ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高いロレックスですが、みなさんはロレックスのこと、ちゃんとご存知ですか?
なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
今回はロレックスファンならばきっとすでにご存知のものも多いかと思いますが、ロレックス用語についておさらいができたらと思います。改めて「そうだったね!」と言っていただけたら嬉しいです!
クラウンとは?
fz7timeさんのinstagramでの投稿より
クラウン:リューズ(竜頭)の事。ゼンマイの巻き上げや時刻・日付調整を行うパーツですね。英語圏等では王冠を表す“Crown” (クラウン)や“Couronne”(クローネ)と呼ばれます。ロレックスはリューズに王冠のロゴがあしらわれているため、クラウンと呼ばれることが多いようです。
クリスタルとは?
submaru32さんの#腕時計魂での投稿より
クリスタル:風防ガラスのことです。古いものではプラスチックが使われていましたが、現行のものはすべてサファイアクリスタルが採用されていますね。
サイクロップスってなんのこと?
jounetsu7hiroyukiさんの#腕時計魂での投稿より
サイクロップス:クリスタルに日付を拡大する凸レンズ(サイクロップレンズ)が付いたもののことを指します。日付表示があるモデルには、ほぼこの凸レンズがついていますが、シードゥエラーだけは例外です。これは凸レンズがあると潜水時に水圧が適正に分散しなくなり、ガラスが割れてしまうためです。
逆回転防止ベゼルって何がちがうの?
wisteriabookさんの#腕時計魂での投稿より
逆回転防止ベゼル:主にダイバーズウォッチで採用されている、反時計回りにしか回すことのできないベゼルのこと。概ね酸素ボンベの残量(潜水可能時間)を測るために使います。
ベゼルが誤って時計回りに回転し、実際の潜水可能時間からずれてしまうことを防ぐために反時計回りにしか回らない作りになっています。昔のモデルである「1680」や「5513」など一部では逆回転防止機能は付いておらず、どちら側にも回る作りになっているものもあります。
kuro_r32さんの#腕時計魂での投稿より
さぁ、どっちが逆回転防止ベゼルでしょう?
正解は、右のサブマリーナーですね。
エスケープバルブってどんな役割をするの?
d4.watchさんのinstagramでの投稿より
エスケープバルブ:ダイバーズウォッチに搭載されているヘリウムガスを排出するためのバルブ(ロレックスの現行品における搭載モデルはシードゥエラーとディープシーです)。フランスの海洋探査会社コメックスは自社のダイバーにロレックスが作った専用のサブマリーナーを支給していましたが、浮上する際に時計の風防が吹き飛んでしまうことが続発したため、ロレックスはエスケープバルブを開発しました。
ダイバーが「飽和潜水」という特殊な潜水方法を行う時に使用するヘリウムガスは分子が小さいため、時計内部に浸透します。そのままだと減圧した際に時計内の圧力が高まり風防が吹き飛んでしまうため、内部の圧力が高まった時に自動でガスを排出する設計になっています。
vintagerolexmaniaさんのinstagram での投稿より
昔のエスケープバルブと比較すると大きさも機能も随分進化したということが見てとれますね。
今回はダイバーズモデルに関わる用語が多かったですが、いかがでしたでしょうか?
また次回もクイズを楽しんでいただけますと幸いです。