雨が急に降りだしたり、はたまた断続的に降ったりと、1年でいちばん天気に振り回される時期がまさに今ですよね。特にビジネスマンの方々にとって、この時期に革靴を履くのはかなり億劫なのではないでしょうか?
今回は、梅雨時の革靴ライフの過ごし方の極意をご紹介していきます! ポイントを押さえて、みなさんの梅雨ライフを少しでも快適にしていきましょう。
1.靴はラバーソールをチョイス
ラバーソールとは、天然ゴムや合成ゴムで作られた靴底のことです。

ラバーソールの良さは、なんといってもその通気性。靴の中が濡れずに済むことは、何よりのメリットですよね。また、グリップが強いため滑りにくいことも魅力。
干場編集長は雨の日の対策も欠かしません。上に着ているブルゾンはマイクロンスフィアを施しており、撥水性も防汚性も申し分なし。
「雨を気にするあまりに機動力をなくしてしまっては、ビジネスチャンスも失いかねない。」
湿潤性気候の日本に住むからこそ、雨用のアイテムは揃える価値があるようですよ。

ちなみに、スーツにもしっかり工夫が。しかしこれは、素材やら機能性やらということではありません。
ポイントは色。雨染みがあまり目立たないミディアムグレーをチョイスしているわけです。
色に気を使うだけでも、雨の日には十分に効果を発揮してくれますよ。
2.定番はやっぱり黒
革靴というと光沢があるものないもの、色もたくさんあるためどうしても迷ってしまいますよね。しかしながら、雨の日に履く革靴は黒一択なのです。

理由はズバリ、濡れても目立ちにくいから。
どれだけバッチリ対策しても、多少濡れてしまうのが雨のいじらしいところです。それであれば、思い切ってバレない色にしてしまいましょう。
華やかなデザインのものであれば、黒でもエレガントな印象になりますよ。

足元を黒にしてしまうぶん、トラウザーズはちょっぴり遊び心を加えてみるのも良し。
細めのラインが入ったチェックなど、シンプルなデザインだとより綺麗にまとまりますよ。
3.ローファーをチョイスしても良し
紐靴も良いですが、雨の日であれば楽ちんなローファーを選んでみてはいかがでしょう?

ローファーとは元々英語で「loafer(怠け者)」という意味があるのをご存じですか?
英国王室や貴族階級の室内靴として1920年代に誕生したのですが、元々はルームシューズとして使われていました。しかしながら、その利便性とデザインの良さから外でも履かれるようになったのが起源なんですね。
フォーマルなシーンでは紐靴が望ましいですが、ビジネスシーンでのローファーは全く問題ありません。雨の日に紐靴は蒸れやすいため、ローファーを選んで、足元だけちょっぴり”怠け者”になってみてもいいかもしれませんね
いかがでしたか? 蒸れたくないし、濡れたくない。特に動き回ることが多いビジネスマンだからこそ、ちょっとでも工夫をして快適に過ごしていきたいものですね。
Text : FORZA STYLE