だらしなくならないクールビズのコツ、教えます!
早いもので、もう5月も終盤。まだ本格的な夏にはほど遠いものの、そろそろクールビズを意識する方も多くなってきたのではないでしょうか。
みなさんご存知の通り、クールビズの基本はノータイです。しかしネクタイを締めていないとどうしてもシャツの襟元が広がり、だらしなく見えてしまいます。
そこで今回は、クールビズでも上品で清潔感溢れる着こなしにするコツをご紹介します。
【シャツの襟は立たせて、清潔感を演出する】
クールビズで上品に見せる大事なポイントは、シャツの襟を立たせること。襟の立つボタンダウンやスナップダウンのシャツを着たり、ワイシャツにカラースタンドを挿して襟を立たせましょう。これだけで襟もとの雰囲気はパリっとなり、ずいぶんと印象が変わります。
【暑くてもシャツはジャストサイズを選ぶ】
シャツのサイズも重要です。暑いからといってゆったりめなものを選ぶと、ゆとりのある部分に熱がこもり、余計に暑さを感じてしまうので逆効果。シャツはジャストサイズを選んだほうがクールビズに適しています。
また、半袖のシャツを着るのもよいですが、上品さや洗練された印象を与えたいなら、ロングスリーブのシャツをカフの幅で3回腕まくりして着るのをおススメします。
【クールビズ:ジャケット選びのキーワード】
昨今クールビズが浸透してきたとはいえ、ビジネスではジャケット着用が不可欠となる場合が多くあります。では、どのようなジャケットを選ぶべきなのでしょうか。
まずは機能性。できるだけ蒸れない通気性と吸汗性がよいものを選ぶようにしましょう。
そして、次にライナー(裏地)のないアンコン(アンコンストラクテッド)のつくりのもの。そして最後に、涼しい素材、通気性のよいリネン(麻)か、吸湿性のあるジャージー素材のものがベストです。
ジャージー素材は軽いうえに涼しく、何と言っても見た目にはウールのジャケットとさほど変わらない上品さがあるのがポイント。通気性と吸汗性、アンコン、リネン、ジャージーをキーワードに、クールビズのジャケットを選んでみてください。
どんなに快適でも、だらしなく見えてしまってはビジネスマンとして失格です。上品さや清潔感を上手にアピールしつつ、暑い夏をクールビズで乗り切りたいですね。
Text:Shinichi Shuto