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FASHION 僕が捨てなかった服

35年間現役ウェイファーラー!【初レイバンは MADE IN U.S.A.のボシュロム製】

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人生には、どうしても手放せなかった服、そう「捨てなかった服」があります。そんな服にこそ、真の価値を見出せるものではないでしょうか。そこで、この連載では、ファッション業界の先人たちが、人生に於いて「捨てなかった服」を紹介。その人なりのこだわりや良いものを詳らかにし、スタイルのある人物のファッション観に迫ることにします。

最近はクルマでも使えるよう薄めのレンズを入れています

ディテールやシルエットを細部まで表現したファッションイラストや ポップで軽妙なキャラクターなどを巧みに描くイラストレーターとして活躍するソリマチアキラさん。オーダースーツを颯爽と着こなすウェルドレッサーとしても有名です。

1950〜60年代のスタイルを愛しながらも時代の空気を捉え、それほど執着せず、着なくなったものは手放してきたと語るソリマチアキラさんが、思い入れが強くて捨てられなかった服をご紹介する企画の第1回目は、レイバン(REY-BAN)のウェイファーラーです。

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これは、18歳のときに初めて買ったレイバン。35年以上使っていますが、なかなか捨てられません。

30代半ばくらいになって、メガネなしでは生活できなくなってからは、度を入れ替えて使い続けていまして、最近は車に乗るときにも掛けられるよう、薄めのレンズを入れています。

今のものはテンプルの外側にブランドロゴのプレートがありますが、この時代のものはなくて 内側に彫ってあるだけ。まだアメリカ製で、B&L(Bausch & Lomb ボシュロム)製時代のウェイファーラーです。

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現行には日本人にフィットしやすいJPフィット、アジア限定モデルなんていうものもありますが、これは1952年に初めてリリースされたときのままのシルエット。

レンズにも かなり傾斜がありますね。

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仕事も含め、メガネは欠かすことができないので、他にアメリカ製だとモスコット(MOSCOT)、イギリスのカトラー&グロス(CUTLER AND GROSS)、フランスのレスカ(Lesca LUNETIER)、E.B.メロヴィッツ(E.B.Meyrowits)なんかを使っていますが、やたらめったら増やすというよりは気に入って使い慣れたものをレンズを交換して使っています。

このレイバンのウェイファーラーも壊れて使えなくなる以外は手放さないと思います。

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イラストレーター
ソリマチアキラ

東京で生まれた後、新潟に移り住んで 18歳までを過ごす。中学生の頃よりアイビーやプレッピーに触れ、ファッションに傾倒。古着屋や百貨店内のショップスタッフ、バーテンダーなど、さまざまな職種を経験する傍ら、イラストレーターとしての活動をスタートさせ、本業に。雑誌、広告など幅広い分野で活躍。一般社団法人東京イラストレーターズ・ソサエティ会員。1966年東京生まれ。

Photo:Shimpei Suzuki

Edit:Ryutaro Yanaka



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