謎だらけのブランドでサングラスを大人買い!
以前も「アパレル界のバンクシー!?」という記事で紹介した「FIXER(フィクサー)」で、最近手に入れたサングラスです。
FIXERはリング、バングルなどのアクセサリー類に始まり、ライダース、フーディー、キャップと、これまでいろいろ購入してきましたが、サングラスは初。というか、こんなものまでつくっているのか! といつも驚かされます。
しかも、どれもいちいち完成度が高く、新作が入荷したという知らせがあるたびに、ついつい欲しくなってしまうんですよね。
入荷の情報をくれたのは、名古屋の久屋大通駅近くにある「Alto e Diritto(アルト エ デリット)」(旧ZODIAC)のオーナーの高柳さんと伊藤さん。
この手のサングラスでは、レイバンの「ウェイファーラー」が有名ですが、僕がかけるとリムの上に眉毛が出てしまうんですよ。どうしても、憧れの外国人俳優のようにはならない……。アジアンフィットモデルを含め、6〜7本を所有していますが、それが積年の悩みだったんです。
ところが、このFIXERのサングラスはかけた瞬間、自分に合うと一発でわかったほど、しっくりくるものがありました。まず鼻の両脇のピタッとフィットしてズレない。しかも、眉毛がほぼほぼ出ないんです。
デザインは、ウェイファーラーよりも少し吊り目に見えるキャットアイ型。それが僕の顔型に合っているのかもしれませんが、シンプルでいて実にカユいところに手が届くつくりになっています。
試着であまりに気に入ってしまい、いつもだったら黒のマットフレーム一択なのですが、今回は黒のマットフレーム×グレーレンズのタイプと、黒の艶ありフレーム×黒レンズの2本まとめ買い。いつもながら、Alto e Dirittoの高柳さんと伊藤さんの術中にまんまとハマってしまいました(苦笑)。
それにしても、FIXERに関しては、相変わらず創業年もわからなければ、デザイナー、本拠地、国籍も不明。まったくの謎というか、謎だらけです。これだけ情報が氾濫する世の中でいて、わからないというのはかえって魅力になるというのも面白いですよね。わからないからこそ、知りたくなる。僕もますます気になっています!
Photo:Ikuo Kubota(OWL)
Text:Toshiaki Ishii