ウェリントンタイプのアイウェア
20代後半からずっと憧れてたクロムハーツのアイウェア。代表的なモチーフを施したアイテムラインナップが揃い、ジュエリーのような美しさと、唯一無二の存在感を醸し出す憧れのスタイルでした。何度も試着しに店に行ってるんですが、似合う形がないのと、シルバー使用の辛口なデザインが、甘い顔立ちにトゥマッチすぎて、毎度断念……。もはや、どんな人が似合うねんwと、半分やけっぱちになってました。

今月40歳になり、当時と比べて顔つきも変わってきたので、再度チャレンジ! すると、今まで全く似合わなかった、黒縁のセルフレームが、意外にもしっくりきたんです。これは、横幅をもたせたウェリントンタイプのモデルで、洗練された雰囲気が漂う逸品。フレームサイズは大きめな54mmです。

このサイズ感なら、面長な私にもしっくりくる! テンプルのフロント寄りの部分にシルバーの大き目なCHプラスモチーフが配置され、芯金にもCHプラスモチーフが連なる美しいデザインが魅力的。掛けた瞬間に、「求めていたのはコレだ!」って瞬間的にビビッときました。歳を重ねて、似合わなくなったモノも沢山あるけど、逆にしっくりくる事も増えるんだなあと実感。若く見せようと、粘ってきたワードローブを、いろいろと手放す勇気も貰えた気がします。

リンカーンの有名な言葉に「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」があります。どのような人生を歩んできたのか、品性、知性、考え方が顔に出ると……。まだまだ「不惑」とは程遠い、精神的にも金銭的にも不安定な40代を迎えましたが、自分が憧れていた理想の大人に一歩近づけたかも。まだまだ、甘ちゃんな顔つきですが、この眼鏡の力を借りて、魅力的な40代へ近づくために、日々成長していこうと思います。





Text:Satoshi Nakamoto
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クロムハーツ トーキョー
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