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【乗り心地は?どこが変わった?】ベントレーコンチネンタル GT V8で鎌倉を走ってみた!

独立したV8エンジンの味を 古都鎌倉ドライブでテイスティング

少し前の話になります。この春、緊急事態宣言の数週間前ですが、ベントレーコンチネンタルGTで京都へロングドライブしてきました。

フルモデルチェンジしたコンチネンタルGTをテストドライブするのはそれまで数回ありましたが、長距離を走ったのは初めて。ベントレーはモデルを問わずレーシーではありますが、長距離移動が疲れないのが魅力なので、それを試したかったという理由です。

目的地はザ・リッツ・カールトン京都でした。もちろん、疲労感は少なく、到着してからも比叡山ドライブウェイに出かけるほど元気でした。夕方ホテルを取材した後、京都の夜景を撮りに出かけたり。そんな折感じたのは、コンチネンタルGTのスタイリングが神社仏閣にマッチしていること。英国の伝統的ブランドと日本の数百年前の建造物との間に通じ合うものがあるようです。渡月橋を渡る姿もいいものでした。

その経験からコンチネンタルGTの追加モデル、同V8のテストドライブに鎌倉に行ってきました。もう一度このマッチングと言いますか、大袈裟にいうと“マリアージュ”を堪能したかったからです。

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宿は鎌倉宮のそばにある鎌倉古今。ここは古民家を改築したスモールラグジュアリーホテルで、雰囲気抜群です。建物に中には蔵もあり、うまい具合にゲストルームに仕立てています。縁側から眺める広い庭も風情たっぷり。浴衣をまとってここでゴロンと寝転びたいですね。

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ドライブルートは横浜横須賀道路を朝比奈インターで下りて、報国寺、鎌倉宮、鶴岡八幡宮に立ち寄り、そのまま海岸線に出て、逗子、葉山、佐島、そして三崎へと足を伸ばしました。途中マリーナや漁港にも寄って。

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さて、主題のコンチネンタルGT V8ですが、12気筒モデルに負けず劣らず快適なドライブを体験させてくれました。550ps、770Nmのエンジンスペックに不足はなく、4リッターV8ツインターボはきれいに上まで回ってくれます。そもそもドライバビリティの高いモデルですが、それがさらにリアルに感じ取れるといった印象です。

ステアリングに対する動きはまったくもって素直で、左右に切るのが楽しくなるほど。12気筒モデルよりクルマがより小さく感じられるかもしれません。朝比奈峠や葉山国際村のワンディングをヒラリヒラリと向きを変えて進みます。

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高速道路でのパフォーマンスは言わずもがなです。絶対的なパワーは十分ありますし、レーンチェンジも恐ろしく安定しています。

また、キャビンの静粛性は高く、少しの風切り音とロードノイズが入ってくる程度。ですが、アクセルを踏み込めばエキゾーストからレーシーなサウンドが響き渡るからたまりません。ベントレーの開発陣はクルマ好きが喜ぶツボを心がけているとしか言えませんね。

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ところで、ベントレーの主要輸出国である北米にはこのV8モデルしか販売されていないことをご存知でしょうか。彼の国のレギュレーションに12気筒エンジンのコンチネンタルGTは合っていないそうです。そんな背景もあるからでしょう。

V8モデルを走らせていてコンチネンタルGTの廉価版という印象は皆無です。このクルマはこれで独立していて、12気筒モデルとはキャラ違いという感じになります。つまり、内装を含め手を抜いているところはありません。2つのモデルがショールームに並ぶ日本では、そこにヒエラルキーがあると思われがちですが、そうではないんです。なので、変な先入観なく、コンチネンタルGT V8のステアリングを握ってもらいたいと思います。運転の楽しさとパフォーマンス、それとウルトララグジュアリーカーとしての資質がバランスよく取れています。

そんなコンチネンタルGT V8での鎌倉、三浦半島ドライブは大人のテイストに溢れていました。どこへ立ち寄っても優雅な気分になれます。なかなか遠くに出かけにくい昨今ですが、関東圏を今一度見直すのも悪くないですね。リラックスした時間をベントレーが誘ってくれます。

Photo: Kosuke Arai
撮影協力: 鎌倉古今



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