自慢の1本を、あくまでさりげなく手元に置く
夏コーデにおいて、腕時計の存在が重要であることは前回述べた通り。そこではアンダー10万円の時計をコーデに合わせて付け替える楽しさをご紹介しましたが、今回は気合の入った1本でコーデを格上げしましょうってお話です。
価格帯は50万円から100万円。おいそれと手を出せる時計ではありませんが、それだけにリッチ感を楽しむことができます。冬であればコートの袖に隠れてしまう時計も、夏コーデにおいてはもはや主役。必ず視線が集まるとあって、コーデを格上げしてくれる効果は抜群です。
ここで注意したいのが、他のアクセサリーとの兼ね合い。時計が高級な分、他のアクセサリーでラグジュアリー感をダメ押しすると、正直嫌味です。合わせるとしてもシンプルなデザインのものを、さらに数も少なめが賢明。一見シンプルなのに、ふと手元を見ればハイクラスな時計を着けているというさりげなさが、日本の夏男における粋ってものです。
TAG Heuer タグ・ホイヤー
男らしさをアピールするなら、こんな1本
カーボンベゼルに3ダイヤルのクロノグラフ、そしてそのメカニカルな動きをダイレクトに楽しめるスケルトンデザイン。モーターレーシングに着想を得た「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」は、まさに男らしい時計の好例。一見重厚ですが、スポーティなラバーバンドが夏コーデにマッチします。
Bell & Ross ベル&ロス
ドレス×スポーツの理想的な関係性
アーバンコレクションからのリリースとなる、世界限定500本の「BR 05 スケルトン ブルー」。ここらしいビスデザインを採用しつつ、その仕上がりはミニマルでモダン。それでいて、夏コーデに似合うブルーのダイヤルはスケルトン仕様と、メカ好きな男心をしっかりと満たしてくれます。エレガントなニットポロが似合いそうな1本です。
OMEGA オメガ
スポーティなだけじゃなく、ラグジュアリーにも楽しめます
いまやダイバーズの代名詞的な存在となった「シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター」。その名の通り300m潜水を可能にする42mmケースが強靭さを誇示するも、ブラック×セドナゴールドなら一転してラグジュアリー。Tシャツに重ねたジャケットスタイルの手元から覗かせたくなります。
BREITLING ブライトリング
スタイリッシュなコーデにこの重厚感が似合います
日本限定となるクロノマットJSPは、初代から2004年まで採用されたライダータブ付きベゼルを復活。イタリア空軍とのコラボで開発されたモデルを出自とするだけに、着け心地は重厚かつ堅牢さが伝わります。白T+グレスラの、大人の夏コーデにマッチ。
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Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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ベル&ロス ジャパン 03-5977-7759
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ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011
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