実際に使いやすいのがポイントです
第228回目は、エルゴポックのレザー巾着バッグです。
コンパクト化する昨今の大人バッグ事情。クラッチバッグに始まり、最旬トレンドは遂に巾着バッグまでコンパクト化を果たしました。スポーツトレンドを筆頭に、ラフでリラックスしたスタイルが人気の今、確かに抜け感のある巾着バッグは打ってつけですしね。そんな巾着バッグ市場で一際存在感を示しているのが、エルゴポックです。
エルゴポックは、1960年に創業した日本の老舗バッグメーカーが2005年に設立したブランド。半世紀を超える長い歴史の中で培った技術を用いたバッグは、質とデザイン性、そして実用性を備えていることに定評があります。
今回ご紹介する巾着バッグですが、日本発のブランドとあらばお手の物。とはいえ、単純に和に傾倒するのではなく、ソフトシュリンクレザーやメタルリング、そしてフリンジ飾りを採用するなど、大人が求めるクラス感やファッション性を見事に満たしてくれています。
さらに見所は、コードの長さ。手首を通してぶらりと手提げにするだけでなく、クラッチ持ちしても邪魔にならない絶妙な長さになっているんです。この辺りの細かい配慮、さすが日本ブランドです。
こちらも定番人気のトートバッグ。シンプルなデザインの中、型押しレザーがビジネスでも通用する上質感をアピールします。ここでも、ハンドルに日本ブランドならではの配慮が。金具を根元に付けることで、置いた状態でストラップをすっきりと折りたためるんです。
オンでもオフでも活躍してくれる、ミニマルデザインのバックパック。このシリーズのために開発した国産の型押しレザーを用い、フロントパネルを贅沢に1枚革で仕立てています。内装にはノートPC用スリーブを完備。背面にはメッシュ素材を配するなど、実用性も考慮されています。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
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