スパイクレスの常識を変えた最先端のゴルフシューズ
第197回目は、フットジョイのPRO/SL Boaです。
先月、日本初となるPGAツアートーナメント「ZOZOチャンピオンシップ」が開催されました。日本ゴルフ史上類を見ないスケールに、そしてPGAツアー最多優勝に並ぶ82勝という快挙を果たしたタイガー・ウッズに興奮した人も多いでしょう。そんな世界のトッププロゴルファーが集うPGAツアーで、最も高い使用率を誇るゴルフシューズ(「ZOZOチャンピオンシップ」での使用率も50%とNo.1を獲得)が、今回紹介する「フットジョイ」なんです。
フットジョイの創業は1857年。米国のマサチューセッツ州に靴工場を建設し、グッドイヤーウェルト製法を採用したシューズを作ったのが始まり。1910年には初めてゴルフシューズを製造し、熟練工たちによる優れたグリップ力とフィット感が話題に。多くのゴルファーに支持されるようになります。そして2006年、ゴルフシューズ界に革命を起こします。それが、靴紐を使わないで開閉できる「Boaシステム」を搭載したゴルフシューズ。簡単な着脱と細かなフィッティング調整ができるこのBoaシステムこそ、フットジョイの代名詞とも言えるでしょう。いまやどこのメーカーもこのBoaシステムを採用していますが、足首周りと甲部分を一度に閉めることができ、最も効果的に Boaシステムを活用できる踵に配置するヒールマウントは、いまだフットジョイだけが許された特権なのです。
今回紹介する「PRO/SL Boa」もBoaシステムを搭載したモデルですが、最大の魅力は軽量性に優れたスパイクレスシューズであること。3つのレイヤーから構成されており、クッション性、安定性、グリップ性に優れ、あらゆるショットとコンディションに威力を発揮してくれます。これまでほとんどのプロはスパイクシューズを使用していましたが、現在では多くのプロがPRO/SL Boaを愛用。スパイクレスの常識を変えた一足と言っても過言では無いのです。
Boaシステムといえば、やはりシューズに搭載されているイメージが強いですが、現在ではバッグやアウター、パンツなどにも採用されています。とにかく開閉が楽で、自分好みに調整できるフィッティング感は病みつきになるはず。まだ使ったことがない方は、ぜひBoaシステムを体験してみてくださいまし!
Styling:Takahiro Takashio
Text:Tomomi Nishihara
【問い合わせ】
アクシネット ジャパン インク
0120-935-325
https://www.footjoy.jp