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【人たらしのすすめ】仕事にも恋愛にも使える人たらしの極意を伝授

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誰からも好かれる「人たらし」になれ!

性別や年齢問わず、誰からも好かれやすい人っていませんか? すぐに人と仲良くなり、相手の懐にするりと入り込めるその様は、もはや特技と呼べるレベル⁉ そのテクニック、できることなら見習ってみたいものですよね。

人たらし、と聞くと悪い意味のようにも聞こえがちですが、その特徴を知っていくと人気者になるのも納得できるかもしれません。人たらしになると仕事でもプライベートでもよりよい人間関係を築くことができ、成功に一歩どころか二歩も三歩も近づけるはず。人たらしになる方法を学んで、ぜひチャンスを掴み取ってくださいね!

目次

■人たらしの意味

 ①もともとは悪い意味だった

 ②良い意味でも使われるように

■人たらしの10の特徴


 ①いつも明るい

 ②人懐っこい

 ③素直で柔軟

 ④聞き上手で話し上手

 ⑤相手によって態度を変えない

 ⑥誘いを断らない

 ⑦おねだり上手

 ⑧礼儀正しい

 ⑨連絡がマメで丁寧

 ⑩たまに天然

■人たらしになる方法


 ①常に笑顔でポジティブに

 ②余計なプライドを捨て素直に

 ③相手に興味を持つ

 ④褒めるときはオリジナリティを

 ⑤見た目にも気を配る

 ⑥適度な距離感をキープ

 ⑦相手の意見を受け入れてみる

 ⑧礼儀と挨拶はしっかり

 ⑨フットワークを軽くする

 ⑩少しの気遣いを忘れない

■人たらしな人との付き合い方


 ①職場の人たらし

 ②人たらしとの恋愛

■職場でも恋愛でも人たらしになってみよう

人たらしの意味

そもそも「人たらし」とはどんな意味なのでしょうか? 今さら聞けない基本の意味をここで確認しておきましょう!

①もともとは悪い意味だった

「人たらし」という言葉を辞書で調べると、人をだますことやだます人自身を指す意味だとわかります。本来は「たらす」、つまり言葉巧みに人をだまし、うまい言葉でたぶらかす意味で使われていた言葉だったということ。

現在でも「女たらし」というと褒め言葉ではあまり使わないのではないでしょうか? いろいろな女性に甘い言葉をささやき、とっかえひっかえもしくは二股以上(!)で女性と関係を持ち、多くの女性の気持ちをもてあそぶ男性に対して使われる言葉ですよね。

②良い意味でも使われるように

そして今では、もともとの意味であった「だます」という要素が薄れ、上手に人に好かれる様子や相手の懐に入るのがうまい人のことを指すようになりました。「女たらし」とか「年上キラー」とかではなく「人たらし」なので、性別や年齢に関係なくどんな人にも気に入られモテる人気者ということです。

初対面の人とも一瞬で仲良くなれたり、気難しい上司も笑顔にさせることができたり、人たらしのコミュニケーション力にはすさまじいものがあります。そして、敵ばかり作る人よりみんなから好かれている人のほうが、周囲に助けてもらって得したり、恋愛のアプローチが成功したりと、なんでもうまくいくことが多いのです。

ただ、言葉に付随する印象として「八方美人」「魔性」「軽い」「チャラい」というイメージがないわけではないので、人に向かって直接「人たらしだね」と言うのはオススメできません。「コミュニケーション上手だよね」などと言い換えるようにしましょう。

人たらしの10の特徴

ここでは人たらしの特徴を10個ご紹介します。あなたの周りの人たらしを思い浮かべて見てみると、思わず「そうそう!」とうなずいてしまうかも?

①いつも明るい

いつも不機嫌で暗い表情、ネガティブな発言ばかりするような人は、好かれないに決まっていますよね。人たらしは笑顔を絶やさず、いつも明るくてポジティブです。楽しい冗談で場を和ませたり、落ち込んでいる人を元気づけて励ましたり、周りの人まで明るくしていきます。

人の悪口や仕事の愚痴大会などにはあまり参加しません。確かに、裏で人を悪く言ってばかりの人は、自分も同じように他のところで陰口を叩かれているんじゃないかと不安になり、信用して付き合えなくなりますよね。どんなことにも肯定的な態度で、裏表なくにこやかに人と接し続けるのが人たらしです。

②人懐っこい

あまり人見知りせず、誰に対しても分け隔てなく、すぐになついて自然と距離を縮めることができるのが人たらし。初対面の人でも、いつの間にそんなに仲良くなったんだ……とびっくりするような打ち解け具合になることもしばしば。

ニックネームや下の名前で呼んだり、ボケたりツッコミを入れてみたりと、まるで前から仲の良い友人であるかのように見えることもあれば、いつも難しい顔をしている上司には珍しいくらいの上機嫌で人たらしだけが気に入られることもあります。他の人がやると馴れ馴れしく失礼に思われそうなことでも、絶妙な塩梅で許されてしまうのです。

③素直で柔軟

大人になればなるほど、素直になるのは難しいものです。思ったことを口に出すのは恥ずかしい、と感じてしまうからです。しかし人たらしはとても素直で、たとえば恋愛なら自分のありのままで飾らず、駆け引きもせずに好意を示します。感謝の言葉なども、身近な人に今さら改まって伝えるのは照れ臭いと思う人が多い中、人たらしは素直に言うことができます。

そして人の意見やアドバイスも素直に聞き入れます。自分の考えが正しいと思い込んで意固地になったり、今までの方法と異なるやり方を提示されると認めづらかったりするのは普通ですが、柔軟に周囲の助言を取り入れて肯定することができれば、あの人が困っているときにはまた助言してあげようと思ってもらえます。そうやって人たらし無限ループが生まれるのです。

④聞き上手で話し上手

人の話を聞くとき、興味しんしんといった様子で相手がどんどん話したくなるような相槌を打つのが人たらしです。聞き上手とは、話をただ聞くのではなく「相手はこれが話したいんだろうな」というのを汲み取り、「自分はこれが知りたいんです」ということにして上手にその話題を振ってあげ、話し手が気分よく話せるというもの。そこに「初めて知りました!」「おもしろいからもっと聞きたい」「勉強になります」など聞いた話を楽しんでいるリアクションをつけるのです。

聞くだけでなく話すことにも長けています。話し上手というのはお笑い芸人のようにトーク力があるということではなく、相手が興味を持ちそうな話題を選んでその場にぴったりの順序と長さで話せるということ。聞くにしろ話すにしろ、相手基準で考えることが必要ということになります。人たらしはそれを簡単にやってのけるのです。

⑤相手によって態度を変えない

ある人の前では猫をかぶり、別の人の前では本性を現すなんて人もいますが、人たらしには裏表がありません。誰かの前でだけ取り繕うのではなく、誰に対しても同じ態度を取ります。もちろん初対面の取引先と親しい同僚で接し方がまったく同じということではありませんが、人を選ぶことをしないのです。

特定の人にいい顔をするのでは媚を売っていると思われるかもしれませんが、人たらしはみんなに公平で分け隔てなく振る舞えるからこそ、誰からも信頼され好かれます。

⑥誘いを断らない

人たらしは基本的に人付き合いがよく、人と時間を共有するのが好きです。そのため、食事や遠出などの誘いは外せない用事がなければほぼ確実にOKします。朝昼晩でそれぞれ別の人と食事をするなんてことも。

自分が誘いを断って、せっかく誘ってくれた相手をがっかりさせるのも嫌なので、自分の都合は後回しにして人との予定を優先させます。飲み会など出費もかさみますが、交際費は惜しまず出すようにしていることがほとんどです。

⑦おねだり上手

人に頼ったり甘えたりするのが上手なのも人たらしの特徴です。人を観察してタイミングを見計らい、今なら頼みごとができそうと思った機会は逃しません。素直に自分のわからないことや間違えたところを言えるのも甘え上手なポイントです。

普通なら遠慮してしまって、なかなか直球で人に「○○してほしい」と言うのは難しいですが、そこをうまい具合に伝えられるのも人たらしのすごいところ。頼られたほうも、この人にならしてあげようと思えるのです。

⑧礼儀正しい

礼儀に関してきっちりしていて抜かりないので、人たらしは細かいことに厳しい相手にも気に入られます。人として、特にビジネスの場において礼儀をわきまえているのは基本中の基本ではありますが、挨拶や言葉遣い、マナーなど意外とできていない人も多いので、そこが重要なポイントになるのです。

毎回きちんと挨拶をし、小さなことでもお礼をするというようなことは、当たり前で些細なことでも積み重ねると大きく響いていきます。礼儀正しい人を嫌う人なんていないでしょうから、確実に誰からも好かれる人たらしは礼儀をきちんと押さえています。

⑨連絡がマメで丁寧

メールは見たらすぐに返信して溜めない、人の誕生日をきちんと覚えていて日付が変わったらお祝いメッセージを送る、など人たらしはマメな連絡ができる人です。事務的な連絡でもちょっとした気遣いのひとことが添えられていたり、大量に出す年賀状でも必ず全員に手書きの一文が書かれていたりすると、小さなことでも受け取った相手はうれしいですよね。

さらには、密に連絡を取り合う相手のほうが人の印象に強く残りやすいため、レスポンスが早くやりとりの回数が増えていくほどに相手に好意的なイメージを植え付けやすくなります。

⑩たまに天然

これは狙ってできるものではないですが、たまにポロッと言い間違いをしたり、ちょっとドジなところがあったり、意外と不器用な面があったり、少しの弱みが出ることで周りに親近感を持ってもらいやすくなります。

本人は失敗した、恥ずかしい、と思うかもしれませんが、いつも完璧であればあるほど、ちょっとした弱点は愛嬌になります。かわいい、守ってあげたくなる、といった気持ちにさせることができるのです。まさに天性の人たらしの特徴と言えそうです。

人たらしになる方法

もともと人たらしで無意識のうちに人に好かれる人もいますが、自分で意識して人たらしになることだってできます。今日から実践できてみんなに愛される、人たらしの極意をお教えします!

①常に笑顔でポジティブに

どんなときも笑って過ごしている人には、みんな好印象を抱きます。ネガティブな発言をしないで、あらゆる物事を前向きに捉えることも大切です。同じ時間なら、マイナスなことを考えるより楽しく過ごしたほうがいいのは当然。大変なときほど笑ってみると、笑う門には福来る……となるかもしれませんよ!

②余計なプライドを捨て素直に

年齢を重ねると、素直になるのが恥ずかしいと感じて変なプライドを持ってしまいがちです。しかし、素直に想いを伝えたり、ありがとうとごめんなさいを言えたり、相手の考えをひねくれずに聞いたりできる人こそ本当に好かれる人です。思ったこと、特にポジティブな内容に関しては積極的に伝えるようにしましょう。

③相手に興味を持つ

人に好かれるにはまず人を好きにならなければ始まりません。接する相手に興味を持てば、自然とコミュニケーションを取りたくなりますし、もっとその人のことが知りたくなっていろいろ質問したくなります。小さな約束や好きなものも覚えていられるので、たとえば「前にイタリアン行きたいねって言ってたけど、おいしそうなお店ができたから行かない?」と誘えば、気に留めていてくれたのだと相手はうれしく思います。

④褒めるときはオリジナリティを

人たらしは褒め上手です。それは、ただ素直に思ったことを言うのにプラスして、人と違う視点を入れるということです。たとえば同僚が髪を切ったとして、気づいてもスルーする人もいる中で人たらしは褒めるチャンスを逃しません。それに加えて、「髪切ったの? いいね」だけではなく「今日の服にも似合うね」など、普通の褒め言葉のさらに上を行く褒め方をすれば、相手の印象に残ること間違いなしです。具体性を持たせることでお世辞と思わせないことにもつながります。

⑤見た目にも気を配る

見た目は特に第一印象において非常に大事な要素です。人は内面が大切なのはもちろんですが、外見で判断して「この人はダメだ」と思われてしまっては、内面のよさを伝える機会が得られません。もともとイケメン・美人でなければいけないのではなく、清潔感のある身だしなみとTPOに合わせたファッションを心がけるだけでOKです。

⑥適度な距離感をキープ

人たらしの鉄則は、近すぎず遠すぎない人との距離感を守ることです。物理的なパーソナルスペースももちろんですが、馴れ馴れしくならない程度にプライベートな話題にも突っ込むなど、うまく心の距離も縮められるようにしてみてください。難しく感じるかもしれませんが、そこは経験を積むうちにわかるようになるはずなので、焦らずじっくり技を磨いていきましょう。

⑦相手の意見を受け入れてみる

話し合いをしていたりアドバイスをもらったりしたとき、自分の意見と相手の主張が異なっていたらどうしていますか? 自分の考えを曲げることは、間違いを認めるようでとても勇気のいることです。しかし、自分が正しいと思ったとしてもいったん相手の意見を受け入れてみることで、どちらにも良さがあると感じられるはず。両方をうまく合わせればよりよいものが生まれることにもつながります。意地を張らず柔軟になると、相手も歩み寄ってくれますよ!

⑧礼儀と挨拶はしっかり

礼儀や挨拶は基本的なことではありますが、改めて徹底するように心がけましょう。できて当たり前のことだからこそ、少しでもできていないとマイナス評価になるからです。コミュニケーションの上でも挨拶は潤滑油になります。

⑨フットワークを軽くする

人から誘われたらなるべく行くフットワークの軽さを持ちましょう。その人との関係を深める機会を持てるのはもちろん、友達の友達、そのまた友達……と縁がつながっていくチャンスもあるでしょう。新たな趣味に出会い、そこから交流が広がる可能性もあります。何より、行かなければ得られない経験をどんどん自分に蓄積していくことができます。

⑩少しの気遣いを忘れない

たとえば何か頼みを聞いてもらったり、困っているときに助けてもらったりしたら、それがちょっとしたことであってもお礼に何かプレゼントしてみる。風邪気味の人には、いつものメールに「お大事に」「無理しないでね」のひとことを付け加えてみる。そんなさりげない少しの気遣いだけでも、人の気持ちは動くものです。

人たらしな人との付き合い方

人たらしは、周りにいると多少厄介に思うこともあるかもしれません。みんなに好かれるための行動を自然とやってのけてしまうからこそ、それができない人からするといろいろ思うところが出てくるからです。今回はビジネスと恋愛の場面での人たらしとの付き合い方についてお伝えします!

①職場の人たらし

職場の人たらしに対しては、自分と同じ仕事をしている、または自分のほうが仕事はきっちりやっているのに、その人柄で人たらしのほうが評価されやすいんじゃないかと思ってうんざりするパターンが多くあります。もちろん人脈も仕事のうちとわかっていても、真面目に仕事をがんばっている自分が媚を売るだけのような人に負けたくないという気持ちになってしまうというもの。

しかし、同じ職場で働いているのですから、あなたの仕事ぶりを見てくれている人は必ずいます。反対に、あなたは人たらしの仕事ぶりを正当に見ることができていますか? 人たらしだからって、コミュニケーション力だけじゃ仕事はやっていけません。きちんとやることはやっているな、と相手を認めるのも大切なことです。

②人たらしとの恋愛

人たらしを好きになると、そりゃもう気苦労が絶えません。付き合う前であれば「自分に好意があるのかな?」と思いきや他の人にも同じ態度を取っていた、という勘違いが起こりやすいでしょう。恋人になってからは、モテる上に人付き合いがよく誘いを断らない人たらしにはヒヤヒヤしっぱなしかもしれません。

片想いの段階では、人たらしの好意を見極めるのはとても難しいため、なるべくこちらからも好意を匂わせて相手から告白させるような流れに持っていけるとベストです。それが難しければ、当たって砕けろで想いを伝えてみてもいいでしょう。

晴れて恋人になったら、人たらしなその人を好きになってしまったのだからとある程度のことは諦めましょう。ただ、我慢しすぎはよくないので、「サシでご飯に行くのはいいけど手をつないだら浮気」など自分の許容範囲を伝え、あらかじめ取り決めをしておくのがオススメです。

まとめ

人たらしになるといいことづくめですよね。今から天性の人たらしになるのは難しくても、人たらしの技で盗めるところを盗んでいけば、あなたにも成功が訪れること請け合いです! 今日から人たらしの「好かれる力」を身につけてみては?

Photo:Getty Images
Text:N.M



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