タキシードにサファリジャケット、話題の「AI」にオリジナルのボタンまでスタート。もうどうにも止まらない!
夏来たりなば秋冬遠からじ。今年の後半戦のQOL(クォリティ・オブ・ライフ)をよくするためのニュースが、タカシマヤ スタイルオーダー サロン(TSS)から届いております。
まず一本目はタキシードをはじめとする新作のご紹介です。
干場「タキシードは、究極の男の勝負服ですよね。僕も年に何度か着る機会があるのですが、着るための準備をしているうちにテンションが上がっていって、陶酔しそうになるんです。そう、わかりやすく言うと気絶です。
でもタキシードは着る機会も限られているために、とくに若い世代にとっては『気にはなるけれど手が届かないアイテム』の代表格ではなかったでしょうか。そんなニーズをくみ取って、手に取りやすい価格で提供するのは、さすが『タカシマヤ スタイルオーダー サロン』。脱帽です」
TSSの担当者・久曽神健氏はこう語ります。
「こちらのタキシードは9月1日からオーダーを始めるのですが、今から反応が楽しみな目玉商品のひとつです。パートナーシップを組んでいる『御幸毛織」が創業以来の財産としている『日本の黒』は、独自の染色技術によって奥が深くて品のあるブラックで、全体の印象を格上げしています。こちらはスーツの001型を原型にしており、納期は通常のスーツ(約4週間)+10日ほどいただいております」
干場「気になるお値段はどのくらいなんでしょう?」
久曽神「001のスーツは生地やディテールにもよりますが、税抜49,000円からで展開しており、タキシードの場合はそちらに3万円をオプションとしていただいております。最低価格で言えば、税抜79,000円からオーダーいただけるんですよ」
干場「本格的なタキシードのオーダーが10万円アンダー……。これは正真正銘のビッグニュースです!」
写真のタキシード/9万9000円(税抜)
久曽神「干場さん、タキシード以外にも新作ラインナップは豊富ですよ!」
あなたにピッタリのスーツ生地を、AIがオススメしてくれる!
干場「うわ、このフォックスブラザーズのスーツ、触っただけで気絶しかけましたよ。危ないですねこれは」
スーツ001/11万円(税抜)
久曽神「(笑)。干場さんの大好物の、グレーのフランネルです。フォックスブラザーズは、ご存知のように1772年に英国西部のサマセット・ウェリントンで創業した老舗ミル(毛織物工場)です。 フランネルの創設者として、サヴィル・ロウを始めとした世界中の名門テーラーで秋冬の定番服地として長く愛されていますよね」
干場「いつもオヤジがグレーのフランネルのスーツを着ていた思い出があるので、これはぜひワードローブに加えたくなります」
久曽神「ありがとうございます。こちらのネイビーブルーのストライプも自信作なんです。『ミユキエアーフライ』という、軽量・保温・はっ水・ストレッチ機能を持つライトフランネル素材です」
干場「おお、羽織ってみるとたしかに軽い。冬場はどうしても重ね着やコートなどで体が重くなってしまうので、軽くて保温性が高いのは、ビジネスマンには嬉しいですよね。それにしても、フランネルひとつでもこんなにラインナップがあるのが凄い!」
スーツ002/5万9000円(税抜)
干場「カジュアルスタイルでは、僕の提案で作らせてもらった『サファリジャケット』がオススメですよね」
久曽神「はい。今シーズンのサファリジャケットも、お陰様でかっこよく仕上げることができました。両胸と両腰に付いた4つのパッチ&フラップポケットが特徴です。ミリタリー感は残しながらも、カジュアルとドレスが共存した雰囲気を心がけました」
サファリジャケット 001 マニフィカ仕様/9万8000円(税抜)
干場「生地は動画でも取材させていただいた、『カルロバルベラ社』ですね」
久曽神「カシミヤ&シルクの逸品を採用し、人気の『ベージュ』に乗せてみました」
干場「タイドアップでドレスに決めても、タートルネックのニットと合わせてシティカジュアルに決めてもよさそう。コーディネートの幅を広げてくれそうですね。・・・・・・さっきから気になっていたんですが、何ですかこのiPad? 以前まではなかったですよね??」
久曽神「よくぞ聞いていただきました! 実はコレ、タカシマヤ スタイルオーダー サロンが導入するAIシステム、『感性AIソムリエ』です。ぜひ、AIソムリエくんと呼んでください(笑)」
干場「AIといえば、現代の大きなキーワードですが、これを使うとどんなことができるんですか?」
久曽神「このAIソムリエにお客様が複数のキーワードを入力すると、そのイメージにあった生地を提案してくれるというもの。たとえば『スッキリとした』『真面目に見える』『清潔感のある』などのキーワードを入れると、そのすべてに合う最適な生地を5種類、この端末上で確認することができるんです」
干場「凄い! でも、店頭のスタッフさんのライバルにもなりかねなくないですか?(笑)」
久曽神「これはまったく逆でして、AIと人間の接客を組み合わせることによって、相乗効果が生まれるのではないかと期待して開発したんです。最近の若いお客様は、はじめから店頭のスタッフにたずねることに心理的なハードルを感じることが多いそうなんです。まずはAIソムリエで自分のイメージを出していただき、それを店頭スタッフに提示してコミュニケーションを深めながら、理想のイメージに近づけていくイメージですね」
干場「なるほど。時代は進んでいきますね!」
久曽神「この感性AIソムリエは9月1日に、百貨店としては初めての常設展開として導入されます。ぜひ遊びにきてくださいね」
ダメ押しニュース! オリジナルのボタンでオーダーが可能になりました!
話題てんこ盛りでご紹介してきた2019年秋冬シーズンのTSS。ビッグニュースのラストは、スーツやジャケットをオリジナルボタンでカスタマイズできるようになるという、トドメの一撃です。何十通りもある素材のなかから、自分が選んだ生地にのせる色や形をセレクトできるというのですから、TSSがチャレンジしてきたオーダーの真骨頂にたどりついた感があります。干場編集長と久曽神バイヤーがイタリアで作ってきた、味のあるオリジナルボタンを是非楽しんでください。
詳しくは動画をご覧ください。
「洋服の神はボタンに宿る」。干場のコメントを確かめに、ぜひTSSの店頭に足をお運びください!
快進撃が続くTSSから、ますます目が離せませんね!
Video:Kengo Yagawa
Text: Yoshihide Kurihara
【提供元】
高島屋
http://www.takashimaya.co.jp/store
/special/style_order_salon/
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